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機内は退屈じゃないですか?
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機内の座席に装備される個人用モニターがある場合は、映画や音楽、テレビゲームで愉しむことが出来ますが普段時間が無くてなかなか本を読む機会が無い人には、読書をおすすめします。
ツアー先にまつわる物語や歴史の書籍を読むことでより旅行を愉しむことが出来るのでおすすめです。
また、長距離のフライトの場合、エコノミー症候群防止の為に水分補給やこまめにトイレに立つことを心がけましょう。
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機内での過ごし方のポイントは?
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服装は体を締め付けるものではなく、ゆったりとしたものがおすすめです。
機内では、通常よりも乾燥し体内の水分が奪われるので、イオン(電解質)をスムーズに補給する健康飲料(いわゆるスポーツドリンク)が最適と言われています。
また、機内で飲むビール・ワインなどのアルコール飲料は、地上の2倍から3倍で酔いがまわると言われています。
特に、普段あまりお酒を召し上がる機会の少ない奥様方が、トイレに立たれた際に倒れてしまう場合も多いのでご注意ください。
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ロングフライト症候群とは?
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「ロングフライト症候群」は正式には、「肺塞栓症」(はいそくせんしょう)と言い、足の静脈にできた血栓が、肺の中で詰まり呼吸困難になる病気です。
以前は「エコノミークラス症候群」と呼ばれていましたが、現在、座席のクラスに関係なく、飛行時間の長さがその発症に関係していると言われています。
成田空港発の機内では、軽症も含め、年間100件以上発生しており、飛行時間が8時間を越えるフライトでは特に発症の確率が高くなると言われています。
では、「ロングフライト症候群」の発症を防ぐためには?
1)血液の循環をよくすることが基本となるので、機内ではなるべくゆったりとした服装で。
2)足を組むことをやめ、圧力ソックスや五本指ソックス等を履いて足のむくみを防ぐ。
3)機内の自分の座席で足踏みや足首を回したり、トイレに立つときは座席からわざと遠いトイレに行くなど、足の運動をする。むくみがちなふくらはぎなどのマッサージも効果的。
4)脱水症状を防ぐため、利尿作用のあるアルコールやコーヒーを避け、水やジュース、またはスポーツドリンクを飲む。
狭い機内ですので、隣の席の方の迷惑にならないよう十分配慮なさって、座席でできるちょっとした運動やマッサージで快適なフライト時間をお過ごしください。
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機内で赤ちゃんが泣き止まない場合は?
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月齢にもよりますが、うちわや機内誌などで扇いであげてください。
涼しさを感じることで機嫌が治るケースもあります。
歩ける月齢であれば、少し機内を散歩させてあげましょう。
窓から外を見せてあげるのもおすすめ。
どうしても泣き止まない場合は、CAに相談してください。
状況によっては、「ギャレー」と呼ばれる機内キッチンへ移動し、あやしてあげることができるかもしれません。
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航空機に乗って耳が痛い場合は?
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上昇時と下降時に唾液を飲む。もしくはアクビをしましょう。
耳抜きも良いかもしれません。
鼻をつまんで息を吸い込み、口を閉じた状態で耳へ息を送ります。
ただし、勢いよくやらないでください。
鼓膜を傷付けることもあるので、ゆっくり行いましょう。
気圧の変化を緩和する耳栓もあるので、ドラッグストアや100円ショップなどをのぞいてみてください。
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