旅行とペットについてのQ&A

旅行とペットについてのQ&A

ペットと一緒に飛行機で海外に行く方法ってありますか?

ペットの機内持ち込みは、小型犬、猫、うさぎ、フェレット、小鳥などの小動物に限定されますが、貨物室扱いではなくお客様の座席までペットの機内持ち込みが可能なエアラインもあります。
寒く暗い貨物室に運ばれるのではなく、機内持ち込み手荷物となれば安心ですよね。
また、各航空会社のサイズ規定に沿った、ケージやキャリーバッグの販売・レンタルも行っているので、ご利用の際は、各航空会社にお問い合わせ下さい。
フライト便によって航空機の種類や季節(特に夏季期間)により、機内での持ち込み規定が変更になる場合があります。
また、渡航される国によっては機内持ち込みでの入国が許可されていない及び、動物の個体差や性格などによっては、機内持ち込みでの輸送に適さない場合もございます。

海外へ犬(猫)を連れていきたいのですが、どのような書類が必要ですか?

日本から海外に犬(猫)を連れていく場合は、輸出検疫を受けなければなりません。
ただし、相手国によっては入国の条件として予防注射や投薬などの条件を定めている国がありますので、事前に確認して相手国の条件にあった書類を用意してください。
なお、条件の内容によっては検査場所が限られる又は検査等に長時間(日数)を要することもありますので、輸出予定が決まりましたら早めに輸出検疫を受ける動物検疫所にご連絡いただき、輸出予定の7日前までには輸出検査申請書の提出をお願いします。
海外に連れていった犬(猫)を持ち帰る場合は輸入検疫が必要となりますが、係留期間を12時間以内にするためには準備が必要です。
特に海外から帰国までの期間が短い(2年以内)である場合は、国内で準備することをお勧めします。

海外に犬(猫)を連れて行く際に、狂犬病の予防注射をしていなかったり、注射してから間もないような場合は、出国できないのですか?

動物検疫所で輸出検疫を受ければ、狂犬病予防注射の有無、注射してからの経過日数に関わらず、海外へ犬(猫)を連れて行く事はできます。
(尚、日本では毎年1回以上の狂犬病予防注射が義務付けられています)。
ただし、旅行先の海外によっては狂犬病予防注射を義務づけていたり、注射後の経過日数を定めていたりする場合がありますので、必ず事前に日本にある相手国大使館、または動物検疫機関に入国条件を確認してください。

手元に犬(猫)の鑑札しか持っていないのですが、この鑑札を狂犬病予防注射証明書に代えることはできますか?

犬(猫)の鑑札は狂犬病予防注射証明書の代わりにはなりません。

旅行先の国の入国条件を確認したところ、日本政府発行の証明書が必要と言われたのですが、それはどのような書類ですか?

出国時の輸出検疫が終了すると交付される「犬(猫)の輸出検疫証明書」のことです。

旅行先の国の入国条件を確認したところ、狂犬病などの予防注射や検査の証明が必要と言われたのですが、どうしたらいいですか?

入国に必要な予防注射や検査を受けた動物病院にて、証明書を貰ってください。
輸出検査のときに証明書を提出していただければ、その内容が輸出検疫証明書に記載されます。

旅行先の国の入国条件を確認したところ、輸入許可証(パーミット)を取得する必要があり、事前に証明書が必要なのですが、動物検疫所で証明書を発行してもらえますか?

まず、旅行先の国が要求している証明書の内容と、どこが発行する証明書が必要なのかを確認してください。
日本国政府機関が発行する証明書が必要と言われた場合は、動物検疫所にご相談ください。

旅行先の国の入国条件の中に日本での在住証明が必要なのですが、どのようにすればいいのですか?

かかりつけの獣医師に在住証明書を発行して貰いまして、輸出検査時に提出してください。
獣医師から証明書がとれない場合は、動物検疫所にご相談ください。

海外への輸送方法によって輸出検疫の内容が異なることはありますか?

飛行機や船などの輸送手段、貨物や携帯品などの輸送方法にかかわらず、海外に犬(猫)を連れていくときは輸出検疫を受ける必要があります。
輸送する方法によって検疫の内容が変わることはありません。
ただし、旅行先の国によっては輸送方法等が決められている場合もありますので、事前に日本にある相手国大使館または動物検疫機関に確認してください。

犬(猫)を飛行機に乗せる際にどのような事に気をつけたらいいですか?

慣れない場所に長時間おかれることにより、大きなストレスとなりますので、出国までの健康管理に十分に気をつけてください。
老齢、病弱、妊娠中、授乳中、既往症がある、投薬中、怪我しているような犬(猫)は輸送や旅行先の国で係留検査には適しません。
やむを得ず海外に連れて行こうとする場合は、事前に輸送及び係留検査に耐えうるかかかりつけの獣医師や航空会社とよく相談してください。
輸送する際のケージは、犬(猫)に苦痛を与えず安全に輸送するため、
・自由に立つ
・座る
・寝る
・回転することができる
ような大きさで、換気に十分な通気口を有し、通気穴や網目から鼻先や手足が出ることがなく、逃亡防止の機能を持ったものにしてください。

輸出検疫を受けるにあたって事前に予約は必要ですか?

予約の必要はありませんが、相手国の条件によっては検査場所が限られる又は検査等に長時間(日数)を要することもありますので、輸出予定が決まりましたら早めに輸出検疫を受ける動物検疫所にご連絡ください。
遅くとも輸出予定の一週間前までには輸出検査申請書の提出をお願いいたします。

輸出検疫の費用はいくらかかりますか?

輸出検疫の費用はかかりませんが、相手国の条件を満たすための予防注射、獣医師の健康検査等にかかる費用については輸出者の負担となります。

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