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手水舎の側にある麒麟像は、幕末に博多の商人たちが寄付したものです。麒麟とは中国の空想上の動物で、頭は狼、胴体は鹿、足は馬、尻尾は牛と、それぞれの生き物の一番美しいとされるパーツが組み合わさっています。中国では龍・鯱・鳳凰など空想上の動物は瑞獣と呼ばれ、麒麟はその頂点とされています。麒麟は、立派な王が生まれて立派な政治を行い、万民が治世を認めたときに、それを祝って天上から舞い降りるといわれています。麒麟の胸から前は聖域、後ろは俗域とされ、結界を表現されているといわれています。

豊臣秀吉の側近として有名な黒田官兵衛（出家後の名は如水）は、豊前国12万石の大名でした。関が原の戦いで、黒田官兵衛の息子長政の働きにより筑前国52万石を受けて国替えとなりましたが、如水は豊前国からなかなか退こうとしませんでした。それにたいして、公家の近衛家当主である近衛信尹が手紙を書いて、如水が好んだ連歌の神様（菅原道真）がいることを理由に移住を説得。如水は納得し、なんと太宰府天満宮の隣に家を建てて、二年間の隠居生活を送りました。現在その場所には、井戸と如水社残っています。

太宰府天満宮の境内の一角にある宝物殿には、菅原道真が使っていたといわれる龍牙硯や佩刀毛抜形太刀、御真筆と伝わる「五言絶句」の掛け軸などおよそ5万点を収蔵しています。この宝物殿には、重要文化財や国宝に指定されている貴重な品々を見ることができます。展示室では定期的に太宰府天満宮にまつわる企画展を開催しているので、太宰府天満宮に足を運んだのであれば要チェックです。宝物殿の館内にはミュージアムショップもあり、各種書籍やオリジナルグッズなどを購入することができます。

太宰府天満宮のすぐ側に位置し、西鉄太宰府駅からも徒歩5分ほどの距離にあります。西鉄太宰府駅から参道を進み、最初の鳥居を左に曲がり真っ直ぐ進むと右側に寿し栄があります。毎朝早朝に長浜魚市場で仕入れる旬の魚介は鮮度もよく種類も豊富です。お昼の「寿しランチ」や「ミニ会席」は、太宰府天満宮の参拝者や観光客の方に大好評です。 寿し栄では、大広間としてもご利用可能な二階座敷では、団体様の宴会もゆっくりとお使いいただけます。

西鉄太宰府駅から徒歩5分のところにあるお店で、店名は良い出会いと縁結びができるようにと願い付けられたとのことです。古民家を改装してお店にしたそうで、外観はもちろん、店内もどこか懐かしい雰囲気が漂っているのだとか。縁結び食堂 蕎麦 なみ満の「親子丼」は朝引きの赤地鶏を使っていて、お吸い物とお新香もセットで付けてくれるとのこと。親子丼で使用されている新鮮な鶏肉は弾力があり、ダシとの相性も抜群です。「天ざるそば」は大きな海老や野菜に加えて、梅干しの天ぷらが付いたそばとのこと。よく冷えたお蕎麦はコシのある歯ごたえを楽しめ、鰹ダシのツユとよく合うそうです。

西鉄太宰府駅から徒歩で約5分、梅大路交差点付近にある喫茶店です。美味しいコーヒーが飲めると地元では有名なお店だそうで、県外から来店するお客さんもいるほどなのだとか。自家焙煎珈琲 蘭館の店内はレトロな純喫茶といった内装で、カウンターとテーブルの席が用意されています。「ミックストースト」は人気のメニューで、カリっと焼かれたパンに、厚焼き卵やハムなどを挟んだサンドイッチで、卵の甘さと辛子マヨネーズの辛味がマッチし、全体をうまくまとめているのだとか。コーヒー豆は良質なもののみを厳選しているため、季節によってラインナップが異なり、「都府楼ブレンド」は苦味と酸味のバランスが良い1杯で、クセがなく飲みやすい一杯となっています。

竈門神社は、神武天皇の母である「タマヨリヒメノミコト」を祀った神社であり、古来より縁結び、厄除けなどのご利益があるとして信仰を集めてきた。宝満山のふもとに位置し、境内は豊かな緑に囲まれ、春は桜の、秋は紅葉の名所として、県内外の多くの方に人気で、毎年たくさんの人々が参拝に訪れます。桜や紅葉の名所としてだけではなく、「恋守り むすびの糸」は赤い糸で、良縁に恵まれると人気だ。また、近年では鬼滅の刃の発祥の地・聖地としても有名になっています。

通称「九博」とも言われる、太宰府市の国立博物館は太宰府駅から徒歩10分と言う立地にあります。九博には、国宝である狩野正信の水墨画や、「栄花物語」の原本など歴史的に重要な資料の数々が展示されている。160mx80mの長方形の蒲鉾型の建築は国際競技の可能なサッカー場が一面入る程の広さで見応えたっぷりのため、九博には時間に余裕をもって訪れたい。九博の1階には子供向けのアジア体験型展示スペースもあるのでご家族でも楽しめます。

西鉄太宰府線「太宰府駅」から徒歩約8分の場所にある「だざいふ遊園地」です。乳幼児でも遊べるなど、小さな子供も遊べるアトラクションが豊富な「だざいふ遊園地」は、授乳室やベビーカー貸出に加え、快適な休憩所も完備されています。開園60年以上の歴史を迎え、遊園地の人気アトラクションである絶叫系の大規模アトラクションはないが、参拝ついでに幼子と楽しめる遊具や昭和レトロな雰囲気にはまるファンは少なくありません。幼子や小さな子供が遊べるよう、無料のおもちゃコーナーもあるので有難い。また、2020年には木製の遊具やおもちゃで遊べる屋内施設に「だざいふおもちやのもり」と言うアトラクションが増設されています。