沖縄観光のド定番!「首里城」
朱色に染まった建造物と晴天の青のコントラストは非常に美しいです

[首里城]国内旅行・沖縄県

首里城ってどんなところ?_

首里城は、沖縄県の県庁所在地、那覇市の中にある「首里」という地域にあります。那覇市内とはいっても、街中に首里城がどどんとそびえ立っているのではなく「首里城公園」という広大な場所のなかに「首里城」があるのです。首里城が建築されたのがいつの時代なのか、実はまだよくわかっていません。沖縄の先代にあたる琉球王国時代、14世紀の終わりごろに建てられたものだと今のところ考えられているそうです。沖縄には各地域に「グスク(城)」と呼ばれるお城がたくさんありますが、特に14世紀ごろは集中してグスクがあちこちに建てられていました。これらのことから導かれる結果として、そのグスクと同じように首里城もお城のひとつとして建てられたものだと考えられているんです。実は首里城は建築されてから何度も何度も火事で焼失したり、戦いで破壊されたりした城で、そのたびに再建され、ときには10年以上かかったこともあると言われています。現在の首里城も、太平洋戦争中に焼失・破壊されてしまったんですが、その後首里城の外側にある「守礼門」が再建されたことから、周辺にあった建築物が次々と直されていきました。そして、1989年になってようやく首里城が再建(復元)されました。

首里城は上記でも述べたように、首里城公園という大きな国営沖縄記念公園のなかにあります。首里城公園は、管理センターや駐車場・総合案内所のある所から少し離れたところに守礼門があり、そこから別の門を通って行きます。国営沖縄記念公園の中には世界遺産に指定されているものもあり、ただ観光地として見に行くだけでなく、琉球王国の歴史にも触れることができます。首里城へのルートに、どのような見どころがあるのかをまとめてみました!

首里城 見どころはココ!

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首里城のおススメの観光スポット3選

那覇市に位置する首里城。首里城は、世界遺産に登録され守礼門から入ると、石畳道や園比屋武御嶽石門そのほかに玉陵など沖縄琉球の歴史学べる観光スポットが数多く存在します。ここでは首里城に観光した時に絶対に見ておきたい3か所をご紹介します。

守礼門(しゅれいもん)

守礼門(しゅれいもん)
守礼門(しゅれいもん) 正面
細部までこだわる造形美
細部までこだわる造形美

まず旅行客を出迎えてくれるのが、2000円札の絵柄にもなっている守礼門です。沖縄では国営沖縄記念公園以外の場所でも見られる守礼門は、今も昔も変わらず客人を迎え入れる門としての役割を果たしています。では、この「守礼」という言葉が、どのような意味なのかご存知でしょうか?守礼というのは「礼儀を守る」という意味があり、琉球の国は礼儀を重んじていた国だったので、王のいる神聖な城に入るにあたって礼節をもって…という心が感じられます。

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
どっしりとした石構え
どっしりとした石構え

守礼門を通ってから少し歩くと、左側に見えるのが、世界遺産の一部として登録されている“園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)”があります。御嶽(うたき)は神が集まる神聖な場所として、昔からお祈りをする場所として親しまれてきました。琉球王国時代には、王が外へ出るときに安全祈願をするための場所だったとされています。現在、復元されてからは国の指定重要文化財となっていて、2000年には世界遺産へ登録されました。どっしりとした石門は、厳格な雰囲気が漂い、現在では、パワースポットとして親しまれています。那覇旅行が楽しめるよう祈願すれば、ご利益があるかもしれません。

西のアザナ(いりのあざな)

西のアザナ までの道
西のアザナ までの道
西のアザナから沖縄の街を展望
西のアザナから沖縄の街を展望

首里城の西側にある物見台のアザナは、標高約130mにあり、那覇の街を一望することができる絶好の観光スポットです。天候がよければ水平線近くにある慶良間諸島(けらましょとう)、残波岬(ざんぱみさき)まで一望できます。首里城の西側に位置するため夕暮れ時に訪れれば、美しい夕焼けも楽しむことができます。ほかにも、首里城には無料体験が目白押し、琉球舞踊「舞への誘い」を見たりに首里城を案内してもらったりと年間を通して楽しめるものから、ゴールデンウィークや夏休み期間中に行われる親子向けのものまでさまざまです。さらに、季節ごとに首里城の歴史にまつわるイベントも行われており、タイミングがあえば、是非参加してみましょう。

首里城周辺のおススメグルメ

沖縄地元食材を使った沖縄料理を食べよう

沖縄県は、独自の食材や食文化があることは有名ですね。全国的に定番となっている沖縄料理はもちろん、琉球王朝から伝わる伝統的な料理、また南国ならではの珍しい食材を使った料理は数多くあります。ここでは、首里城観光するなら絶対に食べておきたい沖縄の魅力がぎっしり詰まった沖縄料理を紹介します。

首里城 おススメグルメ

首里城周辺の沖縄料理と言えば!Best3

首里城から近場の美味しいごはん屋さんをご紹介しています。うまい沖縄のご当地グルメ3店舗です。首里観光の際はぜひ参考にして下さい。

レストラン首里杜

レストラン首里杜 外観
レストラン首里杜 外観
ソーキそば&タコライス
ソーキそば&タコライス

ソーキそばや沖縄そばなどの沖縄料理がおいしいレストラン首里杜。郷土料理が楽しめる公園内のレストランで観光地のレストランだからと侮るなかれ、沖縄料理を提供するからには「旨い!」にこだわった沖縄料理が楽しめます。首里城をまわったときのランチで利用で利用すると休憩もかねて楽ですよ。そのほかにタコライスとソーキそばなどのセットもありどっちも食べたい欲張りさんにはオススメ!味も美味しくってお腹いっぱいにさせてくれる人気の沖縄料理店です。

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とうふ家 Beans(とうふや びーんず)

とうふ家 Beans(とうふや びーんず)
とうふ家 Beans(とうふや びーんず)外観
こころやすらぐ自家製豆腐
こころやすらぐ自家製豆腐

琉球の歴史や文化を感じることができる首里、このエリア内にのびる龍潭(りゅうたん)通りに、地元の老若男女に愛されている名店があります。「とうふ家 Beans(とうふや びーんず)」では、店名の通り、丁寧に手づくりされた豆腐メニューの数々が味わえます。シンプルな味わいだからこそ、お店のこだわりを味で感じられます。また、素朴な味が楽しめる豆腐料理もあれば、とうふ家 Beansオリジナルなアレンジ豆腐料理まで幅広い豆腐料理が楽しめます。和洋中を取り入れたとうふ家 Beansの豆腐料理は、地元の方はもちろん、多くの旅行客にも大人気。機会があればぜひ立ち寄って欲しい名店です。

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お食事処 純(じゅん)

お食事処 純(じゅん)外観
お食事処 純(じゅん)外観
家庭的な沖縄料理をご提供
家庭的な沖縄料理をご提供

那覇市首里で長年愛され続けている名店、お昼時や夕方などは多くの地元の方や旅行客の方でいつも賑わいを見せています。お食事処 純の人気の秘密は安い金額でお腹いっぱい食べられることです。そのほとんどのメニューには、白いごはん、ミニ沖縄そば、一品(ナムルのようなもの)が付いてきます。どのメニューも美味しく、どこか懐かしさを感じる味わいです。お店はセルフサービス形式で店内奥のカウンターで注文をして、呼ばれたら料理を取りに行き、会計は食器を返すときに支払います。綺麗な店内なので女性一人でも入りやすく、また広々としている為、家族連れなどのグループ旅行にもおすすめです。料理はテイクアウトも可能で、かき氷やぜんざいなども、溶けないように専用機に入れて持ち帰りができるなど、細やかな心遣いが嬉しいお店です。

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首里城周辺の歴史観光スポット

琉球の歴史を体験しよう!

沖縄の観光地といったら首里城というくらい有名な観光スポットですが、首里城周辺にはそんな琉球の歴史の一端を味わえる様々な観光スポットが点在しています。ここではせっかく沖縄にきたのなら寄ってみたい琉球の歴史を味わえる観光スポットをご紹介します。

首里城周辺の歴史観光スポット

琉球の歴史を体感しよう!Best3

ここでは琉球が長年存続してきた歴史の一端を味わえるような観光スポットを3か所ご紹介します。人々が、どんな生活を送って来たのか、どんなモノを使ってきたのかなど体験しながら観光もできちゃいます。

首里琉染

首里琉染
首里琉染
色鮮やかなポーチなども販売
色鮮やかなポーチなども販売

那覇市首里の住宅街に佇む「首里琉染」は、沖縄を代表する伝統工芸のひとつである「紅型(びんがた)」の復興と染色技術の発展・伝承を目的として昭和48年に創設されました。首里琉染の創業者は、京都で天然染料や草木染めの第一人者として活躍した染色作家の山岡古都(やまおかこと)さんです。古来からサンゴは“幸せを運ぶ”と言い伝えられ、満月の夜にたくさん産卵することから「子孫繁栄」、そして長い年月をかけて成長することから「長寿」のシンボルとされるようになったのだそうです。そんなサンゴを使って“サンゴ染め”の体験ができるとして、旅行客の方に人気の観光スポットとして知られています。首里城観光の後には、沖縄の歴史を体験し素敵な思い出としてサンゴ染めを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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沖縄県立博物館

沖縄県立博物館 外観
沖縄県立博物館 外観
沖縄県立博物館 展示物例
沖縄県立博物館 展示物例

那覇市のおもろまちにある沖縄県立博物館は、首里城から車で10分ほどの場所にある、博物館と美術館を併設した複合施設です。地元の方たちからは「沖縄県立博物館・美術館」の名で知られるこちらの施設は、沖縄の魅力を伝える文化施設として県内はもちろん県外からも注目を浴び、毎年多くの旅行客の方が訪れています。沖縄県立博物館・美術館のマスコットキャラクターになっているのが、「おきみゅー(OkiMu)」です。こちらの施設の建物をモチーフにしたおきみゅーは、沖縄県立博物館・美術館の愛称から命名されました。この博物館・美術館のコンセプトは、沖縄の自然や歴史、文化などを大勢の人に広く紹介することでだそうです。首里城観光の前にこちらの博物館・美術館で事前知識を学んで行くとより、楽しい首里城観光ができるかもしれませんね。

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壺屋やちむん通り

壺屋やちむん通り
壺屋やちむん通り
穴場の観光スポット
穴場の観光スポット

壺屋やちむん通りの魅力は、かつての沖縄県の民家がそのまま残されていることです。首里城からもほど近い那覇市中心地でありながら奇跡的に戦火を逃れた壺屋では、石畳の道路や石垣の塀、赤瓦の屋根を携えた家々の景色を楽しむことができます。壺屋やちむん通りの「やちむん」は「焼き物」の意味を持っており、名前の通り焼物を購入できるお店が多く立ち並びます。その為、多くの旅行客や地元の焼物ファンで賑わいます。壺屋陶工の伝統的住宅「新垣家」も壺屋やちむん通りの魅力の一つだと言えます。「新垣家」は国の重要文化財に指定されており、赤瓦屋根の上には口を大きく開けたチブルシーサーが「悪いものはこないか」と目を光らせていますよ。

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