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大津に旅行するなら食べてみたい地元グルメ
琵琶湖と連なる河川で採れた川魚の絶品メニューをご紹介!
大津の地元グルメと言えば、琵琶湖やその付近の河川で採れた川魚が有名です。また、キレイな水を使ったお米の産地としても有名で、これらを活用した地元グルメをご紹介します。ぜひ大津に旅行する際には食べてみて下さい。
鮒寿司
鮒寿しは、タイの北部から中国雲南省にかけての地域が起源だと言われている「熟れ寿司(なれずし)」の一種です。
今から約1400~1500年前、大陸から日本に水田稲作農業が伝わったのと同じルートで伝わったといわれます。平安時代に編纂された古代法典『延喜式』に鮎寿司などと並んで記述が記載されることからも、その長い歴史がわかります。
現代では、寿司と言えば箱寿司、巻き寿司を思い浮かべる方が多いと思われますが、これらの寿司のルーツこそが熟れ寿司なのです。鮒寿しは、今でこそ高価な食べ物になってしまいましたが、鮒寿しは御目出度い場には欠かすことのできない食べ物でした。
昔は近江の多くの家庭で漬けられ、お正月に樽を開けてお客さまのおもてなしをしたことから御目出度い日の筆頭となりました。時季的にもお正月ごろは、ちょうどおいしい頃になるのです。
また結婚式や法事、お祭りなどに出され、現代も祭典の神饌物としてお供えされているところがあります。昔から地域に根ざした伝統食であり、いわば滋賀県民のソウルフード、それが鮒寿しなのです。
三井力餅
往時、比叡山西塔谷武蔵坊に弁慶と云う荒法師がいました。腕力はどこまでも強く、いつも数多くの僧達におそれられていました。
その当時、延暦寺と三井寺の僧達は非常に仲が悪く、我が方こそ仏祖の教えと競合していましたが、ついに弁慶を先頭に比叡山の僧が一斉に兵を挙げ、三井寺に攻めこみ、数多くの堂塔伽藍を焼き尽くしました。
その上、美しい音で名高い三井寺の霊鐘を戦利品として比叡山まで引きずり上げ、鐘をついたところ、唯、「イノー、イノー」(帰りたいの意)と響いたと伝えられます。後年わけあって怪力弁慶は、この巨鐘を三井寺に返還したと言われていまして、これが弁慶引摺鐘の由来です。
時は流れて、世が変わりまして数百年、慶安の頃になって三井寺と弁慶の怪力に因んで餅を商う者がいました。
これが三井寺力餅の発祥で、この山紫水明の湖国を訪れる文人、墨客共にその上品でまろやかな風味を愛し、広く世間に知られるようになりました。
きんし丼
あまり聞き覚えのない「きんし丼」は、特に京都や滋賀で食べられる名物グルメとなっています。
高級感あふれんばかりにたっぷりとウナギの上に乗った玉子は、プルプルふわふわのものとなっており、京都料理らしい関西ダシを使用した味付けがされている料理です。
京都の方も滋賀の方も昔から親しみを持たれるこのきんし丼は、食べなきゃ損と言われるほどの絶品料理だと言われています。きんし丼の元祖とも言われているのが、滋賀県大津市に明治5年に創業した「逢坂山 かねよ」だと言われています。
滋賀県大津に旅行に行かれた際にはぜひ、きんし丼を味わってみて下さい。
鮎
別名、香魚、年魚とも呼ばれる鮎は、滋賀県の代表的な湖の幸として昔から親しまれてきました。
琵琶湖で獲れる鮎は、春に琵琶湖へ注ぎ込む川をのぼって大きくなる鮎(大鮎)と、琵琶湖にとどまり10cm程度にしか大きくならない鮎(小鮎(コアユ))がいます。
なかでも、春から初夏にかけてはコアユ漁が最盛期を迎えると、新鮮なコアユが小売店やスーパーなどで見かける機会が多くなってきます。小鮎の天ぷらはちょっとほろ苦い味わいで、揚げたてはとびきりの旨味。
また、小鮎の佃煮をアツアツのご飯にのせて戴くと鮎の旨みが口の中いっぱいに広がります。小鮎で琵琶湖の風情を感じてみてください。
びわ鱒
滋賀県には84種類の魚類が生息し、その内16種類が琵琶湖だけに生息している固有種です。びわ鱒も琵琶湖の固有種で、サケ科に属し、琵琶湖での回遊生活を2年半〜3年半ほど経た後、10〜11月になると産卵のために生まれ故郷の河川を遡上するという、サケとよく似た生活史をたどります。
大きなものでは60cmほどに成長するびわ鱒は、刺身にすると鮮やかなサーモンピンクの身にマグロにも負けない上質な脂がのって口の中でとろける味わいが楽しめ、漁師さんも太鼓判を押す絶品のおいしさ。塩焼きやムニエル、煮付けや揚げ物など、どんな料理にしても美味しくいただけます。びわ鱒は各地でさまざまな郷土料理として食べられています。
滋賀県にお出になったら琵琶湖だけの幸、びわ鱒をぜひお楽しみください。
大津旅行で行ってみたいおすすめの飲食店3選
琵琶湖周辺に旅行をするならぜひ食べてみて下さい。
延暦寺や近江神宮、びわ湖バレイなどを周辺には魅力的な観光スポットがいっぱい!これらの観光スポットと同様に美味しいレストランもたくさんあります。ここでは、そんな地元グルメを食べさせてくれるお店をご紹介します。大津に旅行する際にはぜひ訪れてみて下さい。
三井寺力餅本家
「三井寺力餅本家(みいでらちからもちほんけ)」は、琵琶湖周辺にあるお店でとても人気のある外せないお店です。明治が創業の老舗のお餅屋さんで、伝統の技法で作られる餅はシンプルに美味しい素朴な味が口の中いっぱいに広がります。
柔らかいまま頂けるよう、注文が入ってからお店で作られるそうで、人気のきなこのお餅は、旅行客や観光客からとても人気があります。とても柔らかいお餅に、上品な甘さの抹茶ときなことの相性は抜群です。
三井寺力餅本家は琵琶湖ホテルの近くにあり、旅行客や観光客はもちろんですが地元の方もたくさん訪れるお店です。琵琶湖を観光する際は、是非こちらのお店で出来たてほやほやのお餅を食べる事をおススメします!
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浜亭
鉄板焼きやおそば、海鮮など豊富なメニューが人気の「浜亭(はまてい)」は、琵琶湖付近のお店の中でも旅行客や観光客が多く訪れる定番のお店です。
女性の方にもおすすめのお好み焼きイタリアンや、家族で食べられる鉄板焼きもおすすめです!ですが、浜亭の人気メニューは「あんかけカツ丼」です。
アツアツでとろとろのあんをカツ丼の上にたっぷりかけた贅沢なメニューで、柔らかくてジューシーな味わいで、旅行客や観光客の方にも人気があります。
琵琶湖に旅行で訪れた際は、一度は立ち寄りたい家族連れにおすすめのお店です。
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うなぎ炭火焼 大谷茶屋
美味しいうなぎをたっぷりと楽しめるとして、琵琶湖付近で人気のお店が、うなぎ炭火焼 大谷茶屋です。
京都と滋賀県の境目に位置する滋賀県大津市大谷町にあり、炭火焼うなぎの専門店で、外はカリカリ身はふっくらのうなぎは旅行客にとても人気があります!四人掛けのテーブルは、全席掘りごたつになっているので、落ち着いてゆったりとした食事を楽しめます。
店内には常にジャズが流れいてとても落ち着いた空間で、琵琶湖付近で美味しいうなぎが食べられる名所としても有名なので、観光客におススメのお店です。
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