陽朔の食文化は中国で食べられる一般的な家庭料理とは異なった味付けをしています。漓江で採れる魚やエビなどの食材や、地鶏、山で採れる野菜などを提供してくれます。また観光客向けにスペイン、イタリア、ドイツなどの海外の料理を提供するレストランはあるもののその味は若干劣ります。陽朔い旅行に行くならぜひ地元飯を食べてみて下さい。もし口に合わなかった時用に、最後にドイツ料理を提供してくれるレストランもご紹介させて頂いています。
陽朔でよく食べられる地元メニュー
陽朔に旅するならこのメニューを注文しよう!
陽朔碑酒魚ー魚をビールで煮る
陽朔で最も有名な地元料理は陽朔碑酒魚で、作り方はまず魚を軽く揚げてから、いろいろな調味料を入れて煮込みます。この調味料の中にビールがあるため、このようなメニューの名前になっています。出来上がった魚は鉄板に置いて、熱々のまま提供されます。油で揚げているので魚が身崩れせずに口まで運べます。また、ビールを入れたため魚の身の中身はとても柔らかく、生臭さも感じません。陽朔観光をする際には必ず食べたい一品です。
陽朔十八醸ー様々な食材に具をつめる料理の総称
「十八醸造」この地域で良く出される料理の種類です。十八醸には様々な種類の料理があるのですが、基本的には、豚のひき肉をいろいろな食材に詰めます。よく見られる十八醸は「卵醸、豆腐醸、ナス醸、田螺醸、ゴーヤ醸、豆菜醸などです。例えば豆腐醸ですと、豆腐に半球形の穴をあけて、そこにひき肉などを入れて、お鍋にしたり、甘辛く炊いたりします。下の画像もよく見ると、花のつぼみの中にひき肉が詰め込まれているのが見えると思います。味付け自体は塩っぽい物かなら甘辛いものまでお店によって様々です。
漓江エビの炒め物ー川海老の味をそのままに
陽朔地区の典型的な料理で、この地域の子供たちはおやつのようにして食べて、大人たち酒のあてとして食べます。エビは漓江で採れた新鮮な海老を使っており、炒める時にはこの地域で有名な三花酒を加えて風味付けと甘さを引き立たせます。炒めた河エビは真っ赤に染まり、殻や頭はそのまま食べれるようにカリカリで、実はぷりぷりしています。ちなみに、三花酒とは米を原料とした白酒のことで、陽朔や桂林の特産品です。
陽朔のお勧めレストラン
陽朔観光の時にはこのレストランに是非お立ち寄りください
陽朔へ旅行する楽しみの一つは景観だけでなく、地元のグルメも楽しみの一つなのではないでしょうか?ここでは陽朔へ旅行する際にお勧めしたいレストランをいくつかご紹介させていただきます。陽朔の名店は、そのほとんどが陽朔西街の近くにあります。西街は陽朔の繁華街で、とてもにぎやかかつ、伝統的な食事を提供しているお店が集中しているのです。是非ご自分の舌に合うレストランをお探しください。
大师傅金奖啤酒鱼(景观店)
啤酒鱼を提供しているお店は数多くありますが、陽朔県で最も有名な飲食店は「大师傅金奖啤酒鱼(景观店)」です。啤酒鱼に関する大会で金賞を受賞したことがあるお店で、味については陽朔県が保証しているようなものです。また、このお店は文化古迹山水园が近くにあり、観光するに関しても立地もよく店内の掃除などもいきわたっています。
大师傅金奖啤酒鱼(景观店)の詳細_
住所:广西壮族自治区桂林市阳朔县阳朔镇城中路综合楼100号
一人当たり:108元
お勧めメニュー:啤酒鱼、漓江エビ
渔太泰漓江小馆
伝統的な広西料理を食べたいなら、西街の近くにある渔太泰漓江小馆がおすすめです。品数が多く、地元で採れた食材を調理して提供してくれます。例えば、漓江エビ、田螺醸、油茶鶏、红糖糍耙(チワン族などの少数民族が旧正月に煮たり揚げたりして食べます)がその代表格です。お店の1階は小さなカウンターになっており、2階には展望席があり、2階で食事をすると景観を楽しみつつ食事ができますよ。
渔太泰漓江小馆の詳細_
住所:广西壮族自治区桂林市阳朔县桂花路56号
一人当たり:119元
お勧めメニュー:田螺醸、漓江エビ、啤酒鱼
玫瑰木·月色德国餐厅
西街で洋食を食べい場合は、「玫瑰木·月色德国餐厅」がおすすめです。この店はドイツのソーセージやイギリスのかぼちゃのスープなどが看板料理になっています。西洋人をこのお店でよく見かけますが、みなさん満足そうに食べているので、味に関してはおいしいでしょうが、価格がやや高めに設定されています。
玫瑰木·月色德国餐厅の詳細_
住所:广西桂林市阳朔县西街76号
一人当たり:146元
お勧めメニュー:ソーセージ、ピザ