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平潭島の紹介
平潭島海灘と平潭海島国家森林公園など都会に近い自然の満喫スポット
中国福建省の平潭とその周辺には、有名な観光名所や遊び・体験スポットが数多く存在し、一度は訪れたい中国旅行の人気のスポットです。ここでは、平潭島への旅行を考えている旅行者向けに平潭島とその周辺の人気スポットをご紹介します。
平潭島で移動するなら
平潭島での交通手段にはバス、タクシー、電気自転車、自家用車などがあります。
平潭観光 二階建てバス
家族旅行やお年寄り連れの方で、自家用車やチャーター車で移動できない場合は、2階建ての観光バスがおすすめです。
午前9:00に発車し、夜19:30に終わります。この観光バスは、30分ごとに1便でています。
片道切符は15元で、全日切符は68元です。週間切符は318元で、観光客は竜王头の観光客サービスセンターに行って切符を購入することができて、バスに乗ってコードをスキャンして切符を使うことができます。
電気自転車
騎行が徐々に新興の旅行方式になった後、小さなロバに乗って島を巡るのも、平潭島を周るには電気自転車を使う方もすごく増えてきています。ただ、電気自転車は1人~2人しか乗れないので、比較的若い方が列をなして島を周ります。坂などを下る時、風を追いかけたり、海を眺めたりすごく楽しそうです。
アプリで車を呼ぶ
バスが苦手で、電気自動車に乗れない方には、アプリでタクシーを呼ぶといいでしょう。注意点は、夏などの繁忙期はタクシーが全く捕まらない時があるので、最初にタクシーを呼んだ時には、チャーターできるかどうかや、運転手に電話番号やwechatを聞いてなるべくすぐに対応してもらえるように相談しておくといいでしょう。オフシーズンに関しては、そんなことをする必要はありません。
フェリー
平潭島の周辺には小さな島がたくさんあります。それらの場所にはフェリーでいきます。島の主な埠頭には、芬尾埠頭、流水埠頭、草嶼埠頭、塘嶼島埠頭、流水埠頭、小庠埠頭、東庠埠頭などがあるので、それぞれ調べていくことをお勧めします。
平潭島に旅行するならどんなスケジュールがいいの?
平潭島の観光地は基本的に北部、東部、南部に分散されていて、それぞれの距離が遠く、島内の交通の便も上記のように限られています。特に繁忙期になると、準備を怠ってしまうと、次の場所に行けないという話もあります。
そのため、平潭島を満足いくまで観光したい場合は、最低でも2~3日、もしくは行く場所を限定してしまい、福州からの日帰り旅行にするかが定番となっています。
平潭島へ旅行する時期は以下のように3つにわけられています。
4月~5月:ウミホタル(Vargula hilgendorfii)の高発期
6月~10月:海で遊んだりキャンプやバーベキューの夏休みシーズン
11-3月:オフシーズン(人気のない時期)
平潭島のお勧め観光スポット
平潭島海灘と平潭海島国家森林公園など都会に近い自然の満喫スポット
島では、最愛の人と日の出と日の入りを見てその瞬間を楽しんだり、ファミリーで海辺のバーベキューでお腹と心を満たしたり、船で海に出たり、浜で遊びながら魚やカニなどを捕まえることができます。しかし、平潭島で最も有名なのが、ウミホタル(Vargula hilgendorfii)の発光による幻想的な風景をみることです。下の写真は加工だと思う方が多いでしょうが、これは加工などされておらずウミホタルにとってつくられた幻想風景なのです。
平潭島 南部の必見スポット
「海壇天神(船が必要)—将軍山—大福湾—壇南湾—海壇古城」の順に回ると、スムーズに回れます。
海壇天神
海壇天神は平潭島の観光地として、平潭島の奇石「双絶」の一つです。
巨大な灰色の白い人形の花崗岩は静かに南シナ海のそばにたたずんでいます。長い年月の中、波や風の浸食を受けてもずっとそこにあり、遠くから眺めると天神様が横たわって、砂浜を枕にして寝ているように見えます。
また、海壇天神の頂部に登ると、最高の日没を見ることができます。また、この場所の両側は湾になっており、砂が細かく、勾配も緩やかなので水遊びに適しています。
将軍山
将軍山はもともと虎山と呼ばれ、海抜104メートルで、平潭島南部で最も高い点です。自家用車で直接山に登ったり、山の下に駐車したりして、無料バスで山を観光することもできます。ただし、観光バスの出発は17時ごろが最後なので、早め訪れた方がいいでしょう。
大福湾
将軍山の近くには、大洋に連なる大福湾があります。この辺りの海は澄んでいて、島礁はその風景を彩ってくれています。海水の浸食による大小さまざまな奇異な形の岩や地形が特徴的です。
また、ここ数年で人気になったのが、大福湾にある海中まで伸びている白い石橋です。青い海を背景にして、ふわふわしたスカートをはいた女性が石橋を渡りながら良く撮影をしながら遊んでいる場所です。
写真でSNSなどに投稿したい方には、純色の服を着ることをお勧めします。白、青、赤、あるいは明るめの黄色はいいチョイスかなと思います。足首ぐらいまで海に浸かるように海に入っていき、美しい後ろ姿を撮影すると一生の思い出になるでしょう。
壇南湾
ウミホタル(Vargula hilgendorfii)といえば、壇南湾です。細長い海岸線、細い砂、観光客が平潭島に来るその大半がここを目的にしています。このビーチはウミホタル(Vargula hilgendorfii)が出るビーチの一つで、特に夏の夜の壇南湾は非常に多くの人が集まってにぎやかです。
壇南湾は平潭島の中でも比較的に原生的な場所で、宿泊するにはやや衛生条件は悪いです。この理由は、砂浜の上で直接かがり火をしたり、バーベキューをしたり、お酒を飲んだり、音楽を聴いたりという方がいます。ここでキャンプを考えている方は、慎重に考えた方がいいかもしれません。ただし、ウミホタルを見る分にはこのぐらいの些細なことは気にならない程度ではあります。
仮に、海辺のキャンプをする際には、真夏であれば問題ありませんが、他の季節などは夜が冷えますので、保温できるものを持ち込むといいですよ。
海壇古城
海壇古城は平潭市街地に位置し、主に「食べる、住む、買う、行く」などができる文化観光総合区です。古城の主な観光スポットは、福建省南文化を持つ母祖廟、文廟、城隍廟、湖広会館、台湾会館などで、この福建省南建築のほか、不定期ではありますが文芸公演などもあり、これらが古城の大きな観光スポットになっています。
古城にも様々な美食が集まっていますが、観光地なので値段はやや高く感じるでしょう。また、古城は思っているよりも広いため、歩きっぱなしですと疲れてしまうこともしばしばあります。現地では、電気自転車の貸し出しも行われており、ちょっと高いですが30分40元で借りれます。
平潭島 北部の必見スポット
「東海仙境(仙人井)—北港村(石頭厝)—東庠島(船が必要)—長汀風車田—猫頭乾—半洋石帆」の順に回ると、スムーズに回れます。
海壇古城
東海仙境で最も有名な観光スポットは仙人井で、高くそびえる硬い岩が海に穴を開け、「水滴石穿(小さい力でも積み重なれば強大な力になることのたとえ。)」という四字熟語を証明していると言われています。
全体の造形は巨大な釜のようで、底の3つの小さな穴から海水が自由に出入りしています。潮が満ちた時、底をみると白い波が逆巻き、このスポットの雄大さを目のあたりにすることができます。
行き方は、平潭城区のバス停で流水鎮行きのシャトルバスで行けます。また滴滴約車に乗って行くとこもできます。ドライブ旅行の場合は、観光地の近くで地元の人が無許可で「交通費をくれ」と言ってきますが、相手にしなくて結構です。ただ、観光地の入り口に駐車するには料金がかかりますので、ここではしっかり料金を払ってください。
北港村
平潭島の中で、最も文芸的かつレトロな風景と言えば「北港村」にほかなりません。赤レンガと青石でできた海岸、周りの入り組んだ総原風景、そしてカラフルな石の家、濃厚な田舎の静かな風景などが特徴的です。現在では、若い芸術家たちがこの場所を好んで訪れており、様々な芸術作品を生み出すと同時に、この地域に新しい風を運んできています。
このほか北港村には、平潭岛北港文创村民宿があり、多くの人を魅了しています。この宿泊施設は創意性に富んだカラフルな石を使ったデザインが加えられていたり、様々な文化的学習キャンプが行われています。これにより平潭島の文芸気質を再認識させた場所でもあります。
石会歌民宿は、北港村で最初にできた宿泊施設で、その独特な装飾スタイルと台湾の風情から大変人気があります。そのため、部屋が常に予約で埋まっている状況が常態化しているので、ここに宿泊したい方は早めに予約するように注意して下さい。
東庠島
平潭島に来たら、必ず東庠島に行ってみましょう。他の島に比べて、東庠島の風景や島民の方々はもっとも素朴で、海も最も青くきれいです。粗末な石造りの家や道端をのんびり歩いている猫や犬しかいませんが、それらが最高に静かで心をリラックスさせてくれます。
その他に東庠島は、日の出と日の入りを同時に見ることができる島でとしても有名です。日の出を見たいなら、島の最東部に南模澳ビーチがあり、ここが日の出を見るのに最適な場所となっています。日没を見るためには、芦田澳砂浜に行きましょう。最高な日没の幻想的な風景を見ることができます。
島の孝北村は、三面を山に囲まれ、1方向だけ海に面しています。石で建てられた家々は、山に登るように建てられており、素朴な田舎の風景が非常にキレイです。また、昔ながらの防波堤から見る海は、心が洗われるようでずっと見ていられます。
長汀風車田
風力発電の風車を見たい方は、泉州恵安の風車島のほか、平潭島にも風車があります。
平潭島で最も美しい環島の道路には、両側に悠々と回転する風車林がそびえ立っており、左手の青い海、右手の五彩豊かな石づくりの家、青空、白雲がなんとも美しいです。
猫頭乾
この場所は観光スポットとしてはあまり知られていませんが、その理由から平潭島の中でも最も原始的な風景が残っています。毎年多くの平潭文化芸術家が集まっています。
この古風な集落は、実に美しい景色を秘めており、村で百年の歴史を持つガジュマルの木は子供がよく遊びに行く場所です。大きな猫山と子猫山の2つの山が囲まれていて、山から見下ろすと、村は生き生きとした猫の頭の形をしてます。集落では、海と石造りの家のコントラストが独特で、石垣にはくすんだ青やレンガ色の石が織り交ぜて積み上げられ、家と島全体が一つの芸術作品のようです。
半洋石帆
平潭島で大自然の象徴といえば、風や波で浸食された自然の芸術作品である半洋石帆です。これは中国で最大の花崗岩海食柱として、2つの巨大な帆のように風に向かって立っています。
半洋石帆を見るために最適な時間は、干潮の時間帯です。干潮時に海の底が現れ、半洋石帆のすぐ近くで遊ぶことができます。石を間近でみれるため海水に浸食されたり、波に打たれたりして、輪の紋様を形成している細かい部分まで見て取れます。
平潭島で遊ぶならこのスケジュールがお勧め!
平潭島を満喫するために事前準備をしよう!
平潭島は島ですが、思っているより広く、見所も非常に多いです。だらだら遊ぶのもいいですが、平潭島初心者の方はぜひ以下のようなスケジュールを参考にして、平潭島デビューをしてください。
日帰り旅行
福州出発——龍鳳頭海浜浴場——北港村——長江澳風車田砂浜——亀山遺跡——海壇古城
一泊二日の旅行
D 1:福州出発——北港村——長江澳——龍鳳頭海浜浴場——壇南湾——流水埠頭(夜は平潭島のホテルや民宿に泊まる)
D 2:象鼻湾――澳前鎮――引き返す