桂林市街地には、多くの観光スポットがあり、このページでは桂林市街地と周辺の景観スポットを紹介し、桂林への旅行する方への桂林観光にお役立ていただければと考えています。
桂林の市街地には多くの歴史的な遺跡と自然公園があります。例えば、靖江王府、芦笛岩は桂林に旅行するほとんどの方が訪れる場所です。もしあなたが文学的な方であれば、各公園の桂林石刻、郊外尧のふもとに分散した靖江王陵には感銘を受けるでしょう。
桂林市街地の観光地の分布を知ろう
漓江(川の名前)は街を通り抜けて、桂林を東西2つの地域に分けています。多くの観光地は、漓江から西の桂林に集中しており、靖江王府の周りは桂林の最も中心地として、最も古い歴史都市になっています。中山路(中国でよく使われる言葉でその都市の代表的な道路の一つ)と延長線上につながっている桂林駅、桂林北駅などの重要な交通ターミナルがあったり、西山と七星公園を結んでいる解放路、さらには浜江路の最も北の伏波山と最も南の象山がつながっているのは市街地の最高の景観が望める歩道です。
桂林市街地の代表的な観光スポット
桂林市内の観光するなら絶対に見に行きたい観光スポット
象山公園(象鼻山)
象山公園の象鼻山は、中国人にとって桂林を最も象徴する観光スポットです。象の背中(象鼻山)に登って、明朝時代に建てられた普賢塔を見物するのが定番となっています。象鼻と象脚の間の水月洞では水遊びができます。
象山公園(象鼻山)の補足_
入場料:55元
営業時間:4月から10月6:30-19:00(11月から3月7:00-18:30)
観光コース:象山広場を抜けて公園に入った後、直進して昔の登山道を登って象山に登りましょう。山頂には明朝時代の普賢塔や展望台があり、街中の景色を眺めることができます。
両江四湖
桂林の2つの川につながるの4つの湖は、桂林山水の美しい景色の代表的なスポットです。これらは環状につながっており、「漓江、桃花江、杉湖、榕湖(ガジュマル湖)、桂湖、木龍湖は、これらで環状水系となっています。
榕湖と杉湖は街の中心に位置し、小橋流水式の中国古典庭園の風景を主とし、桂湖は他のスポットと比べて比較的に静かな観光スポットです。市街地の北に位置する木龍湖は、宋の時代の城壁と東鎮門があるため、歴史的に魅力のある風景になっています。
両江四湖の補足_
入場料:無料
営業時間:終日
杉湖-日月双塔
日月双塔は、桂林のシンボル的な観光スポットで、双塔は湖底トンネルでつながっています。このスポットから見る両江四湖の夜景はとても美しくて、特に遊覧船から見る両江四湖の夜景は桂林旅行では欠かせない工程となっています。
両江四湖の補足_
入場料:35元
営業時間:8:00~22:00
畳彩山
畳彩山のシンボル的な景観は風洞で、ここの石刻は最も密集していて、崖の石像でいっぱいです。洞窟を抜けると山道に沿って登頂し、明月峰に着き、漓江を眺めることができます。
畳彩山の補足_
入場料:25元
営業時間:4月~10月 6:30-19:00まで(11月~3月 7:00-18:30)
観光ルート:山道に沿って登山し、洞窟を通って山頂に向かいましょう。山頂では漓江の美しい景観を見ることができます。
到着方法:バス2番、203番が畳彩山駅に向かいます。
伏波山
伏波山は、世界でも稀にみる観光スポットです。不思議な地形をしていて、見どころの半分は川辺にあり、半分は山の中など岸にあります。この事が伏波山が人気の所以にもなっています。
見どころなのは還珠洞で、漓江の水により侵食された地形になっており、洞窟内には彫刻、造像が数百体あります。もう一つの千仏岩には、300体以上の石像が保存されています。最も人気のある景観は川辺の試剣石で、川の浸食により試剣石独特の景観を形成していてとても壮観です。
伏波山の補足_
入場料:22元
営業時間:4月~10月 6:30-19:00(11月~3月 7:00-18:30)
靖江王府(王城)
靖江王府で見るべき観光スポットは独秀峰です。独秀峰は3億5000万年にもわたって形成されてきた石灰岩山体で、宋人の王正功が残した名言の「桂林山水甲天下」と共に保存されている、最も有名な桂林の観光スポットです。
西山公園
西山公園は自然豊かな都市公園で、最大の見どころは西山石刻です。この周辺は桂林仏教の造像が最も密集している地域で、唐時代の李实の像は桂林造像の中で最も美しい形をしています。観音峰は夕日を鑑賞するのにとても良い場所です。
西山公園の補足_
入場料:55元(無料説明付き)
営業時間:7:00~22:30
七星公園
七星公園は市の中心部から約1km離れた漓江の東に広がる桂林最大の公園で、普陀山の4つの峰と月牙山の3つの峰の合計7つの峰の並び方が北斗七星に似ているため七星公園と命名されています。この七星公園の見どころは南にあるラクダ山が人気で、ラクダ山の由来は、峰の形がラクダに似ていることからこのように命名され、クリントン米大統領がここで講演したこともあります。
七星公園の補足_
観光ルート:まず花橋を見ましょう。橋を渡って左に曲がったところに七星岩がありますので、穴に入って崖に刻まれた石刻を鑑賞しましょう。その後は山に登って八百壮士墓を見学し、南にあるラクダ山、続いて西の龍隠岩に向かいましょう。龍隠岩は、桂海碑林博物館とも呼ばれるぐらい桂林石刻の中で最も種類の豊富な場所です。
行き方:バス11番、18番に乗り七星公園駅で降ります。
南渓山
南渓山の山体は東西2つの山に分けられており、2つの巨大な屏風のようです。この場所は桂林八景の「南渓新霁」と呼ばれる場所で、毎年4月にある「桜の日」には大勢の観光客が訪れます。
南渓山の補足_
入場料:25元
営業時間:7:00~22:30
芦笛岩
芦笛岩は全長500メートルほどの桂林にある鍾乳洞で、様々な形の鍾乳石が見ることができます。規模の大きな鍾乳洞で、洞窟内では、壮観な石林の光景が楽しめます。
芦笛岩の補足_
入場料:90元
営業時間:7:30-18:00
移動方法:桂林市街区でバス3番または213番に乗る
桂林市郊外の代表的な観光スポット
桂林市郊外にある歴史的にも重要な観光スポットをご紹介しています
ここまでは、桂林市街地(中心部)の観光スポットを紹介してきました。次に、桂林市郊外の有名スポットをご紹介します。紹介する観光名所は、スムーズにいけば、だいたい一日で観光し終えるので、それほど時間はかかりません。ただし、紹介する郊外の観光地はそれぞれ特色があって、桂林観光でまとまった時間があるなら中心部を回った後に、郊外の観光地も回って下さい。
桂林博物館
桂林博物館の2階にある「漓江春水」展示室には桂林に関する歴史が展示されています。博物館の裏口には新しい桂林図書館があり、反対側は桂林大劇場となっています。桂林大劇場で鑑賞をしたい場合には微信公衆号「桂林大劇場」にアクセスすることで、公演情報やチケット購入に関するお知らせを知ることができます。
桂林博物館の補足_
入場料:無料
開館時間:9:00-17:00(月曜日は閉館)
行き方:91番バスに乗車
靖江王陵
靖江王陵は明代藩王たちの専用霊園で、歩いて観光することができます。すべて回ろうと思うと、約3時間かかり、距離にして約6kmとなっています。この中には庄简王陵、康僖王陵、悼僖王陵、怀顺王陵、昭和王陵、温裕王陵、安肃王陵などの観光地が含まれています。晴れた日と夕方の靖江王陵の景色は壮観で、靖江王の歴史について知ることができます。
靖江王陵の補足_
入場券:28元、チケット購入は現地のみ
営業時間:8:00~17:00
行き方:桂林市街地から24番バスで靖江王陵駅に向かいます。
桂林市周辺の都市の観光スポット
桂林市から足を延ばしたチワン自治区などは昔から変わらない景観を楽しめます
江头洲日帰り旅行
チワン族の伝統的な集落がある地域で、江头洲の中でも「清官村」は特に有名です。「愛蓮説」の作者周敦頤の末裔が住んでおり、村内の愛蓮家祠、愛蓮池は代表的な建物です。
江头洲日帰り旅行の補足_
入場料:20元
行き方:桂林市街地で301番バスに乗って潭下交差点まで行き、道向かいに到着する309番バスに乗り換えます。
古東滝&大圩古鎮日帰り
古東滝は全国で唯一、地下湧泉から形成された直列かつ数段に渡って続く滝で、遊ぶことができます。例えば、観光客は鎖を登って滝を遡ることができたり、滑り台のようにして緩やかな滝を下ったり、ロープウェイで移動したりなど様々な自然でできたアトラクションで遊べます。夏に家族や子供連れの旅行者におススメです。また、11-12月になると、すごくきれいな紅葉が見れて、観光客の客層が全く違ったものになります。
古東滝&大圩古鎮日帰りの補足_
観光ルート:桂林出発—古東滝—大圩古鎮—桂林古東滝に戻ります
参考交通費:55元
以下の写真は大圩古鎮と呼ばれる場所で、桂北の古い川に接した町です。非常に古い町並みをそのままに残しており、映える写真をとる観光客が後を絶ちません。
海洋郷撮影日帰り旅行
中国においてイチョウの第1の里と言われるぐらいイチョウの木で有名な地域です。また、海洋郷にある大桐木湾村では千年の古木「白果王」という大樹があります。この木の幹は、大人四人で抱きしめてようやく同じ直径になるというぐらいの大木です。さらに、中国の有名な映画『満城尽帯黄金甲』が撮影されたこともあり、その撮影地を訪れる方も多いのです。
海洋郷撮影日帰り旅行の補足_
観光ルート:桂林出発–大桐木湾村を自由に観光–大圩古鎮–桂林に戻ります
行き方:市街地の虞山橋または五里店バス停で「霊川バス停~海洋行き」のシャトルバスに乗車
乗車券:12元