宮島グルメの特産物
蠣にもみじ饅頭など広島の代表グルメ
古の歴史と豊かな自然の広がる宮島は、世界に誇れる「ザ・宮島ブランド」とも呼べる宮島特有の物産を育みました。宮島の代表的な物産として「宮島かき」「もみじ饅頭」「あなごめし」をご紹介しますが、 いずれも宮島のいろいろなお店で手に取ることができます。ぜひ、宮島旅行に来たのであればお土産にお求めください
宮島かき
なぜ、宮島かきが、代表的な物産として有名なのかと言いますと、「水質とかきの餌となる植物プランクトンが豊富なこと」「宮島かき」の育つ漁場は、宮島・弥山の原始林から流れ出す良質な水と太田川から運ばれる栄養分が混ざり合う、かき養殖にとって最高の漁場です。
「島や岬に囲まれ、波が穏やかなこと」「宮島かき」が育つ漁場は、波が穏やかで、自然災害が少なく、かき筏を安全に設置できます。
また、潮の流れが適度にあり、かきの成育に良い条件がそろっています。
もみじ饅頭
明治の後期ごろに、国内外からたくさんの著名人が旅行に訪れていた宮島。
旅行のお土産になにか、宮島らしいお土産を持ち帰っていただきたいと、老舗旅館とそこの出入りの菓子屋が宮島の名勝地・紅葉谷から発想を得て生まれたのが、もみじ饅頭のはじまりです。
その後、他の菓子屋でももみじ饅頭が作られるようになり、現在では宮島といえば、もみじ饅頭と言われるようになりました。
それ以来100年を超えて愛され続けているもみじ饅頭ですが、基本は守られつつ、味や製法は日々進化しています。
宮島には少なくとも20軒近くのもみじ饅頭店があると言われています。
本場のもみじ饅頭店を巡り、お気に入りの味を見つけてみるのも発祥の地・宮島ならではの楽しみでしょう。
あなごめし
あなごめしは広島の郷土料理で、重要文化財が多くある観光地として有名な宮島で生まれました。
穴子の頭や骨、昆布などで出汁を取り、その出汁に醤油を混ぜたもので米を炊き、最後は炊きあがったご飯の上に蒲焼の穴子を乗せるだけです。
珍しい調味料や特別な調理法は必要なく、誰でも比較的簡単に作れることから、広島のなかでも特に宮島では家庭料理として親しまれています。
あなごめしは穴子丼と似ていてよく間違われますが、穴子丼のご飯はただの白米であり、炊き込む際に出汁などは使われていません。
その為、あなごめしのほうが穴子丼より風味をより強く感じられると言われています。
発祥としましては、1901(明治34)年に宮島で商売をしていた上野他人吉(えうの たにきち)が、宮島で人々に愛されていた「穴子丼」をヒントに、電車内でも食べられるよう「あなご弁当」として改良したところ、一気にその評判が広島全土へと広がったのがきっかけです。
その後、あなご弁当は広島だけでなく全国へ「広島の郷土料理」として全国に噂が広まり、広島県外の人々もあなご弁当を食べるために宮島へ訪れるようになりました。
そして上野他人吉は「あなごめし うえの」という飲食店を創業し、あなご弁当を改良した「あなごめし」を店内でも食べられるようにしました。
その結果、いまではうえのを始めとしたあなごめし専門店が宮島駅周辺で多数営業しています。
宮島が発祥ではありますが、宮島だけでなく広島市内にも数多くのあなごめし専門店があるので、広島旅行をするときはぜひ訪れてみてください。
宮島旅行におすすめのレストラン3選
各料理を提供している代表的な飲食店の紹介
広島平和記念公園やその周辺の厳島神社など、広島の中心地の旅行を予定している方におススメの代表的なホテルを3件ご紹介しています。ぜひ広島旅行の際にご参考になさって下さい。
うえの 広島三越店
あなごめしで「うえの」と言えば、宮島口にある常に行列ができている人気店ですが、唯一の支店が広島三越の地下1階にあります。
広島三越は広電胡町駅を降りてすぐ目の前にあるので、広島駅から約15分ほどで行けるアクセスの良い立地です。
広島三越店はいわゆるデパ地下のイートインスペースなので、店内の座席はカウンター席のみになっています。
そのため宮島にある本店のような落ち着いた雰囲気は味わえないのですが、味の違いはないので、長時間並ばずに食べたいときや宮島まで行くことができないときにおすすめです。
あなごめし「うえの」ではお弁当の販売もされているので、テイクアウトして新幹線の中や眺めの良い場所で食べるのも良さそうです。
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宮島 藤い屋
藤い屋は創業の地・宮島で九十年以上に渡り、地元民だけでなく、旅行客に愛され続けているお店です。
九十年以上の歴史ある老舗藤い屋が作るもみじまんじゅうは、小豆の皮を丁寧にむいて炊く「藤色のこしあん」が、 原点とも言える伝統の味として人気です。
藤色のこしあんの香り高い、焼きたての味わいを、 とことんまで追求し丹念に作られるのが美味しさの秘訣だそうです。
さらに今までになかったお菓子をつくり、 悦びをお届けしたいというコンセプトと共に、四季折々の美しい感動をくれるもみじのように、 揺るぎない、けれど新しい美味しさを常に探求し続けているので、九十年以上と言う永きに渡り愛されているお店なのだと感じます。
また、藤い屋の「い」は、物事の始まりを意味する「いろはのい」から名付けられたそうです。
常にまっさらな気持ちで菓子作りに向き合う姿勢を表し、伝統の味を守りながらも常に前進し続ける藤い屋。
宮島に旅行にきた際には、ぜひご賞味ください。
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牡蠣屋
宮島橋から分かりやすい場所にあるお店で、一歩中に入ると、明るくおしゃれな空間が出迎えてくれます。
落ち着いた雰囲気が居心地よく、旅行客などの初めての方でも気にすることなく時間を忘れて寛げます。
落ち着いた雰囲気が居心地いい、そんな【牡蠣屋】のメニューは宮島産の牡蠣をふんだんに使った料理がおすすめ。
朝一番で、採れたかきをその日のうちに調理しているのが、この【牡蠣屋】のこだわり。
新鮮なかきを使った季節の美味しさをたっぷりと味わえます。
また料理だけではなくドリンク類も充実しており、牡蠣によく合うグラスワインをはじめ、日本酒や焼酎など、じっくりと飲みたい派も満足できるラインアップです。
【牡蠣屋】の店内にはカウンター席やテーブル席、お座敷席があり、人数に合わせて利用できるのもうれしいポイントですね。
宮島に旅行に来たのであれば、旬のかきを味わって帰らないともったいない。
ぜひ一度、【牡蠣屋】に立ち寄ってはいかがでしょう。
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