山と海に囲まれた鎌倉は、歴史的建造物や文化遺産の宝庫です。しっとりした旅情を感じられる大人旅から、グルメやショッピングを楽しむ女子旅にもピッタリ!
湘南の絶景を眺められる江の島電鉄。食べ歩きにおすすめの小町通り。シルバー世代からファミリー層まで、歴史探訪やSNS映えを狙った思いどおりの時間を過ごせます。
鎌倉のおすすめ観光スポット5選
鎌倉旅行をお考えの方に必見の観光スポットをご紹介!
鎌倉市は、横浜市から約30分です。東京からも「JR湘南新宿ライン」を利用すれば、乗り換えなしでOK。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で盛り上がる街に注目し、鎌倉のみどころを5つご紹介します。
報国寺
報国寺は、1334年(建武元年)に創建されました。ご本尊は釈迦如来坐像。火災に遭うまでは、仏師:宅間法眼氏の迦葉像も置かれていたと言われています。
そんな歴史ある報国寺で見逃せないのは、なんと言っても本道に隣接する「竹の庭」。天に向かって真っすぐ伸びる竹林は、凛とした空気に包まれています。
一般社会と切り離されたような空間、竹の間から降り注ぐ太陽の光は、荘厳で雅な雰囲気を漂わせているでしょう。
竹林には、「休耕庵」と呼ばれる抹茶席も設けられています。年末年始以外は毎日開催。目の前に広がる竹林を眺めながら、抹茶と干菓子を楽しめます。
予約は必要ありません。竹の庭を散策し、休憩がてらお立ち寄りください。境内には、岩肌くり抜いて安置した足利家のお墓。
桜やモミジ、椿もあり、それぞれの樹木は、季節ごとに見事な彩りを魅せてくれます。
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明月院
明月院は別名「あじさい寺」。鎌倉石の参道に、涼しげなあじさいが咲き誇っています。開花時期には、拝観時間を調整。
「明月院ブルー」と呼ばれる鮮やかな青色が、訪れる人の心を爽快にしてくれるでしょう。明月院は禅興寺の塔頭です。1159年(平治元年)、首藤俊通の供養として明月庵を創設。
1256年(康元元年)、北条時頼が最明寺を建立しました。時頼亡きあと廃絶。北条時宗によって、最明寺の跡地へ禅興寺を建立。1380年上杉憲方により、明月庵は明月院へ改められます。
本堂の「悟りの窓」は必見!丸くデザインされた窓からは、移り行く四季を眺められます。窓から眺める庭園はまるで絵画。奥深さと侘び寂びを感じられるでしょう。
本堂後庭園は、通常解放されていません。いつもは非公開。ハナショウブと紅葉シーズンに一般公開され、足を踏み入れることが可能です。
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鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮は、1063年(康平6年)由比若宮として創建されました。そのあと火災に見舞われ焼失。石清水八幡宮から分霊を勧請し、鶴岡八幡宮を建立します。
境内には舞殿があり、源義経を想いながら舞った静御前を偲べるでしょう。他にも源頼朝を祀った白旗神社。廻遊式日本庭園の神苑ぼたん庭園。夫婦円満を祈願できる政子石があります。併設された宝物殿では、歴史的資料や御神宝も拝観可。鯛茶漬けや甘味、抹茶を味わえる茶寮、参拝者のための休憩所も整備されています。
2010年(平成22年)台風の影響で倒木した大銀杏は、残された根から新しい命が育ってきました。そんな大銀杏にあやかった絵馬が大人気!
流鏑馬神事デザインした仕事守り、鶴にちなんだ折鶴叶え守もあり、願いに合わせたお守りを授けてもらえます。
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旧華頂宮邸
旧華頂宮邸は、1929年(昭和4年)に建てられました。伏見宮邦家親王を祖先とする華頂博信侯爵の別邸です。
2004年(平成18年)に登録有形文化財となり、「日本の歴史公園100選」にも認定。木造3階建て、銅板葺きでヨーロッパのハーフティンバー様式です。
手入れされた芝生と幾何学模様のフランス庭園。1996年に鎌倉市の運営となりなりました。建物内部は、普段一般公開されていません。
春と秋の1年に2回、2日ずつ4日間。1階のテラスエリアまで見学できます。
当時の面影を残す佇まいは、ドラマのロケ地としても有名です。テレビ東京の「執事 西園寺の名推理」やテレビ朝日「遺留捜査」にも登場。
歴史的背景と重なって、旧華頂宮邸の雰囲気が注目されています。
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銭洗弁財天宇賀福神社
銭洗弁財天宇賀福神社は、源頼朝と関係しています。1185年(文治元年)、巳の年巳の月巳の日。頼朝は、大衆の命を救うため神仏に祈りを捧げていました。
すると夢に老人が現われ、「ここから西北の谷へ行き、泉から水をくんで絶えず神仏に供養せよ」とのお告げ。その老人こそ、宇賀福神です。
頼朝は夢から覚めて穴を掘らせ、毎日水をくんで供えました。その結果、無益な争いや飢餓は収まり、太平の世が訪れたと伝えられています。
そのあと北条時頼が、水でお金を洗い清めるようになりました。多くの民衆はそれに習い、巳の日にお金を洗う行動が習慣化。現在は、金運のパワースポットとして知られています。
鎌倉駅からは徒歩で約1.5km。上り坂の途中にトンネル入口があります。そこを抜けると本宮。お金を洗うのは奥宮です。拝観料は必要ありません。
土日と巳の日は駐車禁止なのでご注意ください。通常お守りの授与所は8時受付ですが、その代わり巳の日に限っては6時から開けられています。
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鎌倉周辺でお勧めのホテル3選
鎌倉旅行をするならぜひ一度は泊まってみたいホテルをご紹介!
散策に利用して欲しい。とっておきのホテルを3つご紹介します。刹那へ足を運べる北鎌倉。歴史を感じられる金沢街道方面。鎌倉巡りに便利な宿で疲れを癒し、次の日に備えましょう。
WeBase 鎌倉リゾートホテル&ホステル
「WeBase 鎌倉リゾートホテル&ホステ」は、由比ヶ浜駅から徒歩3分の場所に位置します。2名~6名まで宿泊可能なデラックスファミリールーム。
女性専用のドミトリー。プライべート2段ベッドルームなど、都合に合わせて選べる部屋は13種類。
朝採れ野菜や魚を中心としたフルコースディナー、カジュアルなランチメニュー、日替わり朝食プレートを楽しめます。コインランドリーと自動販売機を完備。
全館フリーWi-fi利用可能、24時間使えるパソコンも整備されています。
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GEN HOTEL KAMAKURA
「GEN HOTEL KAMAKURA」は、北条氏お屋敷跡の一角に建てられています。コンパクトキッチンを併設したファミリータイプ。モダンなダブルとツインルーム。
畳コーナーのあるトラディショナルの全15室。木目を基調としたシンプルなインテリアと、隠れ家のような雰囲気が大人気です。
屋上には、ゆっくりリラックスできるテラス席もオープン。ホテルと提携する人力車があり、観光名所を巡れます。
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KAMAKURA HOTEL
「KAMAKURA HOTEL」は鎌倉駅西口から徒歩1分。リビングテラス付きのデラックスツイン。バルコニー付きのスーペリアルーム。
畳敷きのベッドでくつろげるスタンダードルームから選べます。鎌倉の陶芸家: 岡崎慧佑氏が手掛けた湯呑を全室に設置。
朝食は竹籠に入れたおむすびとお漬物、お味噌汁を用意。地酒やワインを楽しめるバーも併設されています。魅力は宿泊者限定のサウナ。
90分貸切の予約制で、フィンランド式のロウリュウに対応。水ではなく緑茶を使用するため、落ち着いた和の香りに和めるでしょう。煎茶・玉露・ほうじ茶のドリンクサービス付き。
サウナでデトックスして、鎌倉巡りへ出かけてください。
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