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洞内を進んで百枚皿から、さらに進むと広い空間が顔を出します。その広い空間の中で一際、存在感を放っているのが巨大な石柱「洞内富士」です。洞内富士がある鍾乳洞というのは、秋芳洞以外にもありますが、秋芳洞で見られる洞内富士は規模が違います。秋芳洞の洞内富士は、とにかく大きいので、迫力が段違いです。洞窟の天井から滴る水が長い時間をかけて、こんなに大きな山ができてしまうというのはスゴイですね。一体どれだけの時間があれば、これほど巨大な石柱が出来上がるのでしょうか。

傘づくしから「千畳敷」エリア内でも色々な名前の付いた鍾乳石を見ることができますが、その広大な空間の出口近くに次のおすすめ観光スポット「黄金柱」があります。黄金柱は、高さが約15ｍ、直径が約4ｍもある巨大な鍾乳石で、とにかく太くて迫力満点の石柱です。黄金柱中心の石柱の外側に次々と細い石柱が重なって外へ外へと拡がっているので複雑な石の模様も見ものです。黄金柱は世界的にも珍しい鍾乳石とも言われ、この太さや長さになるまで何万年という歳月をかけて作られた秋芳洞のシンボル的存在となっています。大自然が織りなす洞窟のシンボルを、ぜひお見逃しなく。

黄金柱から出口へ向かって、最後の洞窟を目指す途中にあるのが「クラゲの滝登り」と呼ばれる石筍です。沢山のクラゲがふわふわと浮いていくような造形で、見上げていると自分の身体も一緒にふわりと浮いていきそうな気分になります。この不思議な形も、水滴の一粒一粒が悠久の時間をかけて作り出したもので、自然の偉大さを感じずにはいられません。

地産地消『やまぐち食彩店』認定のレストランで、やまぐち美食コレクション西部エリア麺部門１位の『ごぼう麺』や、茶そばを焼いてつけ麺で召し上がっていただくやまぐち名物の瓦そばを1人前にアレンジした『河童そば』がオススメ。観光会館 安富屋では、隣接しているお土産屋さんで買える、秋芳梨を使用した『梨あん餅』が大人気！！果肉も入り、さっぱりとした味わいが年齢問わず人気で旅行客の方におすすめの商品です。

台観望 合歓店では「夏みかんソフトクリーム」や「ぜんじかっぱそば」が大評判です。秋芳洞名物の ぜんじかっぱそばの元祖として有名で、秋吉台高原牛肉・山口県産たまごを使用しており、そのお味は絶品。秋芳洞観光の後に、台観望 合歓店でぜんじかっぱそばをぜひご賞味ください。その他にも秋吉台高原牛肉うどん定食や牛魔王コロッケなど旅行客の方や地元の方からも人気が高いそうです。また、台観望 合歓店では、大理石加工品や地元産のお菓子・ビールなどのお土産も揃っている。

1998年にOPENした「秋吉台国際芸術村」内にある「ラルゴ」。世界に向けて開かれた「芸術文化の創造と発信」の場として国内外から多くのアーティストがやってくる、インターナショナルな施設の一角にあるレストランです。パっと見たイメージは修道院などを創造させる外観です。秋芳洞にも近く、せっかくの機会だからと立寄る旅行客の方も多いそう。結婚式などの予約で貸し切りになっている場合もあるので、レストランのオープン状況は行く前に念のため、確認されることをお勧めします。

日本三大カルストのひとつである秋吉台は、太古の昔はサンゴ礁だった、長い年月をかけて日本最大規模の石灰岩の高原、現在のカルスト台地となりました。広大な草原の緑と隆起した白い石灰岩のコントラストが織り成す壮観な景色に感動すること間違いなし。丘陵が続くので、ご家族でハイキングにも最適です。所要時間40分弱の長者ヶ森駐車場から出発し、地獄台まで見渡せる冠山を抜けて長者ヶ森に戻るコースと他にも3つのハイキングコースがあります。ハイキングコースだけではなく、白やグレーの石灰岩と周辺の緑が調和した風景が広がり、南北に延びる約10kmのカルストロードはドライブにも最適です。

マツコの知らない世界で、一度は泊まって欲しい名建築宿として紹介されました。建築家磯崎新の設計によって建築された、「芸術村」は、世界に開かれた芸術文化の創造と発信の場として、音楽、美術、ダンス、演劇など幅広い芸術文化活動に対応できる滞在型芸術文化施設です。洋室Aタイプのお部屋の場合、2人で宿泊して一人あたま2500円をかなりリーズナブルな価格で利用することが可能です。常備作品も多数展示されているので、宿泊し芸術村の芸術文化を肌で体験するのもいいかもしれません。季節や時期によってイベントも行っているので、事前に調べて気になるイベントに合わせて宿泊をしてみてはいかがでしょうか？

自家用車や各種バスに乗って動物を観察できるサファリパークが秋吉台サファリランドです。園内のコースでは普段近づくことのできない大型の動物とも間近で会えるので迫力は満点。秋吉台サファリランドを走る、エサやりバスに乗車すれば、車体に取り付けられたエサを立ち上がって食べようとする姿などを見ることができます。園内は軽食のほかに、食事を楽しみながらレッサーパンダを見られるレストランなども完備、そして遊園地まであります。子供も大人もわくわく・どきどきしながら満喫できる施設になっているのでご家族におすすめです。