熊本市は熊本城の城下町が起源ですから、熊本城は熊本市の由来となる城であり、熊本市のシンボルです。大坂城・名古屋城とともに日本三名城とされるころも多く、面積約98ヘクタール、周囲のながさは約5.3キロメートルにおよぶ規模を誇ります。熊本城の特徴は、戦を想定した様々な防衛機能を備えていることです。有名なのは、敵の侵入を防ぐ為に大きく反り返った急勾配の石垣で、「忍び返し(しのびがえし)」「武者返し(むしゃがえし)」と呼ばれています。ほかにも熊本城の特徴として、籠城が可能な設備を備えていたり、地下通路があったりと、いろんな工夫がされています。籠城の際に食料とするために城内に銀杏の木を植樹しており、熊本城の異名「銀杏城」の名の由来となりました。実際に明治時代前期に起こりました西南戦争で、天守などは消失しましたが、薩摩軍の攻勢に50日以上の間、籠城し耐え抜いた記録が残っています。まさに戦を想定して築城された、難攻不落という言葉がピッタリの城郭です。
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熊本城 おススメの観光スポット3選
1601年から約7年の年月をかけて加藤清正によって築城された難攻不落の近世城郭として有名な熊本城ですが、他のお城と何が違うの?という方が多く見受けられます。ここでは、熊本城に旅行したらぜひ見て頂きたい3つのスポットをご紹介します。
熊本城 天守
江戸時代の城郭のシンボルともいえる天守。熊本城にも立派な大小2つの天守があります。これは熊本城天守の最大の特徴だと言えます。四面には千鳥破風(ちどりはふ)という建築技法が施され、最上階の南北には唐破風(からはふ)と呼ばれる建築技法を使っています。大天守は外観3重、内部は6階地下1階の造りになっており、大天守には「御鉄砲御間」「御具足之御間」「御矢之御間」といった武具にちなむ名前の部屋があります。これは実際に武具などが保管されていたと言われています。小天守の石垣には「忍び返し」「武者返し」と呼ばれる急勾配の石垣を設置されています。さらには敵の侵入を防ぐ鉄串が設置されており、敵の侵入を防ぐ、さまざまな仕掛けが施されています。現在、熊本城の天守は1960年(昭和35年)の復元ですが、細部まで忠実に再現されています。最上階からの眺めは絶景で、晴れた日には、阿蘇山が見渡せます。
宇土櫓(うとやぐら)
宇土櫓(うとやぐら)は、築城当時の姿を現在まで残り大変、貴重な建物です。熊本城の宇土櫓(うとやぐら)は、国指定の重要文化財にもなっています。城主が住む本丸の西北側に位置する平左衛門丸(へいざえもんまる)という曲輪(くるわ)に所在。重要文化財ではありますが、一般公開されているので見学をすることができます。宇土櫓(うとやぐら)は大きく、3層5階地下1階建てです。そのため「第三の天守」の別名が付いています。名前は、元・宇土城主の小西行長の家臣が、この宇土櫓(うとやぐら)の近くに住んでいたから名付けられたといわれています。
本丸御殿大広間・昭君之間・闇り通路
本丸御殿は、平成20年に熊本城築城400年記念事業として、古写真・古文書・発掘調査の結果などをもとにし、築城当時の状態に忠実に復元されました。「昭君之間(しょうくんのま)」と呼ばれる大広間は、豪華で格式高い雰囲気を再現しており、熊本城に観光に来たのであればぜひ立ち寄ってもらいたい。昭君之間の壁には、狩野派の絵師により漢の時代の美女「王昭君」の故事の絵が描かれ、天井には四季の木々が描かれています。また、闇り通路(くらがりつうろ)は、本丸御殿の床下にある石垣でできた地下通路のことです。これは熊本城独自の構造で、ほかの城や御殿ではまず拝見することはありません。熊本城がいかに戦を想定し築城されたのか、また防衛に力を入れてきたかがよく分かります。
熊本城近郊のお勧めグルメスポット
くまもとの地元食材を使用した絶品グルメ
熊本県を旅行する目玉の一つが、名城「熊本城」です。せっかく旅行するなら、おいしいランチやディナーも一緒に堪能したいですよね。ここでは、熊本城に訪れるならぜひ味わいたい当地グルメが食べられるお店やなどをご紹介しています。
熊本城近郊でおススメのお食事処3選
ここでは熊本城にいく時に必ず立ち寄って味わいたい飲食店を3店舗ご紹介しています。どのお店もこだわり食材をこだわった調理で料理を提供してくれるので舌鼓を打つこと間違いなしです。
馬肉専門店 菅乃屋 銀座通り店
熊本城から車で5分ほどの場所にあります。阿蘇にある自主ファームや馬肉専用生産場を持ち、徹底した品質管理が行われた新鮮で上質な馬肉料理がいただけます。菅乃屋では、ランチメニューでも熊本名物の馬肉料理や「一文字ぐるぐる」や「からし蓮根」など、熊本の郷土料理を楽しむ事ができます。お値段的には少し贅沢なランチといった感じですが、出張や観光の際にはぜひ立ち寄って、本場の馬刺しを味わいたいところです。
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雪花山房
熊本城から車で10分ほどの場所にあります。雪花山房で出される全ての蕎麦を種から手作業で作るこだわりのお店。蕎麦の実も季節ごとに店主が自ら見極め、雪花山房独自の配合を施すほどのこだわり。蕎麦の実から手作りだからこそ生まれる、他では絶対に真似できない蕎麦をいただくことができます。店名は有名蕎麦打ちの高橋邦弘氏が主宰する、蕎麦道場『達磨 雪花山房』で修行したことに由来するそう。落ち着いた雰囲気と、こじんまりとした店内は県内外のお客さんでいつも満席。ランチタイムは早めにどうぞ。
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桂花ラーメン 本店
熊本城から車で5分ほどの場所にあります。「熊本のラーメンと言えば桂花」とも言われているほど、長らく地元民から愛されてきた桂花(けいか)ラーメン。昭和30年創業の熊本ラーメンの老舗として全国でも知られた桂花ラーメンですが、本場で食べるとこんなに美味しいのかと驚かされます。とんこつラーメンの上に浮かぶマー油が桂花ラーメンの特徴です。桂花ラーメンの麺は中太のストレートで好みの硬さを指定でき、もちろん替え玉も可能です。おすすめメニューは、豚肉三枚身の太肉がたっぷりと乗った太肉麺(ターローメン)が非常に人気です。
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熊本城近郊のお勧めレジャー・観光スポット
火の国熊本を遊びつくそう!
火の国・熊本は九州の中央に大きく存在し、大自然豊かなレジャースポットや歴史的な建造物などあり、熊本城を訪れたのなら絶対に外せない近郊の観光スポットをご紹介しています。どこも旅行のいい思い出となるような素晴らしい場所ですので、時間の許す限り訪れてみて下さい。
おススメの観光&レジャースポット3選
ここでは熊本城から比較的近くにあるおススメの観光&レジャースポット3つご紹介しています。
住吉神社
住吉神社は熊本城から車で35分ほどの場所にあります。熊本県宇土市にあります住吉神社は、1071(延久三)年建立され、底筒之男命・中筒之男神・表筒之男神命の三柱と神宮皇后を主祭神とした海上安全の神様。住吉神社の境内には1724(享保九)年に熊本藩主細川宜紀が寄進した最古の灯台があります。また、住吉神社の敷地内から有明海を望むと、枕草子や伊勢物語にも詠まれた“風流島(たはれじま)”が見えます。熊本県宇土市にあります住吉神社の周辺一帯は、熊本県内屈指のアジサイの名所としても有名です。6月の時期には、紫陽花の名所住吉自然公園で繰り広げられる花と音楽のイベントマンドリンコンサートも開催されます。約3000本のアジサイに囲まれて、マンドリンの優し気な音色は日常の疲れてを癒してくれますよ。
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熊本市動植物園
熊本市動植物園は熊本城から車で20分ほどの場所にあります。熊本市動植物園は熊本市内中心部から近い江津湖のほとりにあるため、アクセスが便利なのが嬉しい!熊本市内に出てきたついでや、観光次いでに、熊本市動植物園に行くのも良いですね♪熊本市動植物園の総面積は約24.5ヘクタールと広々!熊本市動植物園には約120種・700頭の動物と約800種・5万点の植物が生活をしています。西遊記でも登場します”孫悟空”のモデルとなった「金絲猴(キンシコウ)」に出会えたり、赤ちゃんライオンを生で見ることができたりと魅力がいっぱいです。広くて様々な動物と植物に出会えるので、熊本市動植物園に1日いても飽きなさそうですね。
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グリーンランド
グリーンランドは熊本城から車で50分ほどの場所にあります。グリーンランドは、熊本県荒尾市にある九州最大級の規模を誇るアミューズメントパークです。九州最大級の規模を誇る、広々とした敷地内に約70種類のアトラクションが点在し、アトラクション数では日本一です。アトラクションの種類は、ジェットコースター系をはじめ、ホラー系、絶叫系、絶景系、ウォーター系、お子様向け、ゲーム系、バラエティ系、定番系など、多彩なアトラクションを完備。グリーンランドでは、さらに季節ごとのイベント行っており、親子で楽しめると大人気です!
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