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鳥羽水族館の魅力とは?
飼育種類が日本一で 約1200種もの生き物を飼育している水族館
約1200種もの生き物を飼育する鳥羽水族館で、なかでも日本で唯一飼育されているジュゴンは魅力の一つです。ジュゴンの他にもアシカやセイウチとのふれあいタイム、ペンギン散歩といったショーも人気だ。アフリカマナティーなどが展示する「ジャングルワールド」やラッコやイロワケイルカを展示する「極地の海」をはじめ、生き物の種類や棲息環境に合わせた12のゾーンに分けられているが、観覧順序は特に定められていない。
各ゾーンは自由通路でつながっているため、回る順番にとらわれずに興味のある生き物をじっくり観察できるのも鳥羽水族館ならではだ。全長約240メートル、通路全長約1.5キロと室内型としては国内でも最大級の規模を誇る水族館の魅力や楽しみ方を詳しく紹介していきます。
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鳥羽水族館の旅行におススメの観光スポット4選
も日本で唯一飼育されているジュゴンは見どころのひとつ!
日本には様々な水族館がありますが、その中でも鳥羽水族館は飼育している種類や飼育の難しいジュゴンなど様々な海洋生物がお出迎えしてくれます。これだけこだわりをもった水族館ですが、その中でも絶対に見逃してはいけない4つのスポットをご紹介します。
人魚の海ゾーン
ジュゴンは、イルカやアザラシ、そして人間と同じ哺乳動物の仲間で、昔から人魚伝説のモデルとして広く親しまれている。昔は大西洋を除く熱帯、亜熱帯の海に広く棲息し、沖縄付近にもかなりの数がいたが、今では日本近海などでその姿を見ることはほとんどないとされている希少な生物だ。
そんな希少なジュゴンの飼育の試みは、1955年にサンフランシスコの「スタインハルト水族館」が、パラオ諸島で捕獲されたジュゴンを飼育したのが最初だと言われています。世界で30例以上の飼育記録が残っているが、いずれも短期間の飼育に終わっている。
性格はおとなしいジュゴンだが、非常に神経質で音や光に敏感なため、飼育は非常に難しいのが原因だ。そんな中、鳥羽水族館では1977年から、ジュゴンの飼育研究を開始しました。
1987年当時のフィリピンのアキノ大統領から日比友好の印としてメスの「セレナ」が譲渡された。ジュゴンを見ることができる「人魚の海」ゾーンには、草食であるジュゴンのエサ「シーグラス(海草)」を生態展示していて、セレナの故郷フィリピンにあるジュゴンの餌場を再現した幅4メートルのシーグラス水槽を設置。
本来のジュゴンのエサである海草6種類約700株を、現地の海に棲息する生き物とともに展示しているのも、この人魚の海ゾーンの特徴だ。
海獣の王国ゾーン
鳥羽水族館の目玉の1つでもあるアシカやアザラシなどを展示する「海獣の王国」ゾーンは、鰭脚類(ききゃくるい)が多く棲息するチリの海岸を再現しています。
幅16メートル・奥行13.5メートルの大型プールが本物そっくりの岩で覆われている。
2018年7月に海獣の王国ゾーンを全面リニューアルを果たし、世界初となる水上透明チューブを新たに設置しました。
この水上透明チューブの中は歩けるようになっていて、足元でアザラシたちが泳ぐ姿を見ることができます。エサやりの時間には体重700キロを超える巨大なトドが、迫力あるダイビングを披露することも。
アシカの仲間たちが自由に縄張りを作ったり、互いにたわむれて遊ぶ様子は普段の生活では見ることが出来ないので、じっくり観察してみよう。
鳥羽水族館の館内のパフォーマンススタジアムで開催されるアシカショーも人気です。
アシカショーが開催される時間は10時~、11時30分〜、13時~、15時30分~の4回、チャンスがあるので見逃さないようにしましょう。アシカたちが繰り広げる迫力のあるジャンプや輪くぐりなど、多彩な芸は一見の価値ありですよ。
※パフォーマンススタジアムで開催されるアシカショー開催については新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場制限を行う場合や中止の可能性があります。
古代の海ゾーン
「生きている化石」と呼ばれる、原始的な姿を現代までとどめた生き物を展示しているのが「古代の海」です。
古代の海ゾーンで展示されているのは、約5億年も昔の古生代から中生代にかけて繁栄した頭足類(イカやタコの仲間)の子孫であるオウムガイや、約4億年前に誕生してからその姿をほとんど変えずに現代まで生きてきたサメ、淡水の古代魚ガーパイクの中でも最大級のアリゲーターガーが展示されている。
1989年、鳥羽水族館では謎の古代魚シーラカンスの生態を解明するために、アフリカのコモロ政府と共同で調査を実施しました。
その際、飼育には至らなかったものの、日本では初めて海底でのシーラカンスの生態をビデオに収めた貴重な映像も公開されている。シーラカンスが実は深海魚では無かったことなど、興味深い解説も紹介されているので、ぜひチェックしてみてください!
奇跡の森ゾーン
熱帯雨林気候のジャングルや大河に住む生物たちの暮らしを再現したのが「ジャングルワールド」で、アフリカのジャングルの川に棲息するアフリカマナティーや、丈夫なアゴと鋭い歯を持つ”アマゾンの人食い魚”として知られているピラニアなどを展示。
両生類・爬虫類を初めとした、水辺に暮らす生き物たちのゾーン「奇跡の森」では、水かきのついた前足を使い水辺で器用に魚を捕まえることから“フィッシングキャット”と呼ばれているスナドリネコや、カメ、イグアナ、ミシシッピーワニに出合える。
ほかにも、幻想的なサンゴ礁の世界が広がる「コーラルリーフ・ダイビング」ゾーンなどがあり、一日中いても飽きないほどの種類の生き物がそろっている。さらに奇跡の森ゾーンでは常時「ドクターフィッシュ体験」ができます。
ドクターフィッシュは正式名称を「ガラ・ルファ」といい、皮膚の角質を食べる珍しい生態をもつ魚です35℃を越えるような環境にも適応することができる丈夫な魚で、主に西アジアの川周辺に生息しているそうです。
鳥羽水族館の旅行におすすめのホテル3選
鳥羽周辺で旅行するなら便利なホテルをご紹介!
鳥羽周辺は三重でも有名な観光スポットで、それだけ多くのホテルがあります。ここでは、特におすすめの鳥羽旅行におススメのホテルをご紹介させて頂きます。
鳥羽グランドホテル
鳥羽水族館観光だけではなく、伊勢神宮参拝の際に泊まるホテルとしても人気の「鳥羽グランドホテル」。
小高い場所にあり、ロビーから見える「鳥羽湾」に癒され、潮の満ち引きで現れる「三ツ島」も風光明媚ですよ。鳥羽グランドホテルの全室は、オーシャンビューで、カップルならロマンチックな風景を2人で眺めれば、言葉もいらないほどに素敵な時間が過ごせます。
伊勢海老鍋や天ぷら、お寿司など約40種類ものメニューが並ぶビュッフェは旅行客の方から大人気です。より特別感を味わうなら、お部屋で会席料理のプランもあるので、大切な方と一緒に過ごす特別な時間を味わって下さい。
バリアフリー対応の露天風呂付き客室【波音】や、鳥羽湾をのぞむ絶景露天風呂付きの特別室もあり、大浴場と同じ温泉なのもいいところ。
チェックアウトは少し遅めのお昼11時だから、のんびりと朝風呂を楽しむことも叶います。
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鳥羽ビューホテル花真珠
「鳥羽ビューホテル花真珠」は全室オーシャンビューの眺望が自慢のホテルです。
展望露天風呂付客室を選べば、好きな時に好きなだけお風呂を楽しめて、美しい絶景も2人だけのものです。ステンドグラスや和柄が随所に散りばめられた和モダンなお部屋は、畳敷きでゴロゴロ過ごせますね。
また、広々とした大浴場には、露天風呂と内湯がありますがどちらからも鳥羽湾を一望できます。美肌の湯として知られている榊原温泉に浸かりながら、絶景を眺めてリラックスしましょう。
また、バラの花をお湯に浮かべた「薔薇風呂」も併設されているので、色とりどりの花と豊かな香りで贅沢な気分を味わえますよ。
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鳥羽国際ホテル 潮路亭
「鳥羽国際ホテル 潮路亭」は和情緒あふれるホテルで、館内には三重の伝統工芸品が展示されているので、ホテルにいながら三重の文化を楽しめます。
鳥羽国際ホテルのお部屋の大きな窓からは、鳥羽湾ビューが望めます。広縁に腰かけて、移りゆく景色を見ながらぼーっと寛ぐ贅沢な時間を過ごすのも良さそうです。ホテルに宿泊した旅行者に、体験してほしいのが宿オリジナルのお風呂「パールオーロラ風呂」です。
真珠由来のコラーゲンやミネラルがお湯に含まれていて、保湿効果が期待できるそう。大浴場には療養泉もあるので、日頃の疲れた体を労わってみてはいかがでしょうか。
食事の前後やチェックアウト前など、時間があれば館内にある「潮香のてらす」でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?
潮香のてらすのすぐ目の前には、鳥羽湾を往来する船や鳥たちの姿も鑑賞できます。
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