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広島市近郊の特産グルメ
広島の食材を使った広島ならではのメニューを紹介!
広島お好み焼やカキやアナゴなど、魅力的なグルメがたくさんで名物だらけの広島県。旅行をする時の楽しみの一つが、旅行先で食べる食事ですよね。旅行先で何を食べるか選ぶのは意外と難しいですね。
何度も足を運んで、どうしても食べてほしいと思った広島グルメをご紹介します!
気になった食事があれば、広島県に今すぐ出かけよう!!
広島お好み焼(広島焼)
もともとは駄菓子屋さんで提供していた子供のおやつ程度だった粉もん料理「一銭洋食」が広島焼きの前世代だと言われています。そして「一銭洋食」が、戦争直後に支援物資として入ってきた小麦粉に、手に入りやすい具材を載せて焼いたものに進化したのが、 「広島お好み焼き」の起源だそうです。
戦後は日本全体が食料不足だったため、お好み焼きは子供のおやつから、空腹を満たす食事に変化したのです。その頃から、お好み焼き屋さんを専業として、商売をされる人が増えていったそうです。
また、当時のお好み焼き屋さんに「○○ちゃん」という屋号が多かったのは、別れ別れになった家族に、居場所をわかりやすくする意味もあったという説もあるようです。
さらに広島お好み焼きは進化を続け、当初塗ってもすぐに垂れてしまうウスターソースを、すぐに垂れないよう粘り気を持たせたお好み焼きソースが開発されました。
食材や食べ方だけではなくソースも進化を続け、ほぼ現在の広島お好み焼きへ至ったそうです。
汁なし担担麺
日本でメジャーな担々麺は、スープの有るものが主流となっていますが、元々担々麺発祥の地、中国四川省の担担面は汁が無いものが標準って知ってましたか。
天秤棒を担いで売り歩いていた料理で、スープを持ち歩くのが困難であった事から『汁なし』が担々麺の原型とされています。 中国には五味という考えがあり「甘味」「酸味」「塩味」「辛味」 「苦味」がそれにあたります。中国四川省ではそれに加え「麻=痺れ」が特徴的な味のアクセントとなってます。
汁なし担々麺の多くには花椒 (四川山椒) が入っており、唐辛子の辛さに加え、花椒による「痺れ」の感覚を味わうことができ、 具材として上に肉そぼろ・青ネギがかかっています。
広島県で昔から愛されている、担々麺は本場中国の汁なし担々麺が広く知られています。広島旅行の際に担々麺を見つけたら、ぜひ汁なし担々麵を食べてみましょう。
尾道ラーメン
広島名物の尾道ラーメンは、尾道市を発祥とした広島県東部に広く定着しているご当地ラーメンです。ラーメン通の方々の間では「味のバランスがよい」「万人受けする優しい味」として高く評価されている尾道ラーメン。
豚の背脂がたっぷりと浮かんだ醤油ベースに鶏ガラと煮干しを主体としたラーメンスープが特徴です。
尾道ラーメンで使用される麺は平打ち麺が多く用いられ、具はシンプルなチャーシュー、メンマ、ネギのオーソドックスなものです。尾道ラーメンの特徴と言える、小魚(主にカタクチイワシ)を塩水で煮て乾燥させたもので、西日本では「いりこ」、東日本では「煮干し」と呼ばれています。
瀬戸内海などおだやかな内海でとれた煮干しは十分に乾燥させても身が柔らかいのが特徴で、スープに特有の香りと上品な甘みを加えてくれます。
尾道プリン
尾道市に店を構える小さな菓子工房である「おやつとやまねこ」が製造・販売している人気のスイーツが「尾道プリン」です。
もともとその丁寧な菓子作りで有名で地元民には人気でした。
人気の理由はもちろんプリン本来のおいしさもありますが、魚形のしょう油さしに入った地元名産ならではの「レモンソース」が味の決め手になっています。フタを取って、まずは尾道プリンをそのまま味わうと、上品な甘味の牛乳と卵を感じるプリン本来の味が口に広がります。
その後に魚のしょう油さしに入ったレモンソースをかけてみると、これはサッパリした酸味と甘みのバランスがとてもよく、甘酸っぱい別のプリンを食べているかのようです。まさに「二度おいしい」プリンです。
広島市近郊の旅行の時に食べたいお勧めレストラン4選
各料理を提供する代表的な飲食店をご紹介
広島平和記念公園やその周辺の厳島神社など、広島の中心地の旅行を予定している方におススメの代表的なグルメご紹介しています。ぜひ広島旅行の際にご参考になさって下さい。
お好み焼長田屋
豚バラ肉やイカ、エビ、チーズなど好みの具材を山盛りキャベツ、そば(またはうどん)と一緒にクレープ状の生地ではさみ焼きにした広島グルメの定番・お好み焼。広島市内だけでも1000店を超える広島焼き専門店が軒を連ねるが、なかでも群を抜く賑わいを見せるのがここ『長田屋』だ。『広島平和記念公園』や『おりづるタワー』など新旧の観光スポットほど近くの好立地もさることながら、人気の理由はもちろんそのうまさ。
たっぷりのトマトを使って、あと味さっぱりと仕上げた特注のオリジナルソースや地元製麺所の生麺など素材ひとつにも妥協を許さず、野菜は産地をとことん吟味。
じっくりしっかり焼き上げているので、生地全体に素材のうまみがいきわたり、最後のひと口まで飽きのこない味を楽しませてくれる。
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汁なし担担麺専門 キング軒
世間一般に担々麵と言えばスープのたる担々麵を想像すると思います。
ですが、辣油と芝麻醤を合わせた濃厚なタレに山椒をたっぷり振りかけて、「辛さ」と「しびれ」のインパクトが高い中毒性を発揮するのが「汁なし担担麵」です。「汁なし担担麵」の日本発祥の地は広島だと言われています。
実際広島市内には25以上の専門店がひしめくほどの激戦区で、「キング軒」もその汁なし担担麺の専門店です。2011年11月にオープンすると連日行列ができる人気店になり、2018年1月25日に放送された『秘密のケンミンSHOW』で「キング軒」が紹介されました。もともと汁なし担担麺は四川で生まれた油で食べる油そばのことで「四川担担麺」と呼ばれています。
その「四川担担麺」を日本で最初に販売したのが広島の元祖「きらく」で、その「きらく」が大好きで担担麺屋を始めたのが「キング軒」というお店なのです。
広島に旅行に来たのであれば、「きらく」と「キング軒」の両方を食べ比べても面白いと思います。
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尾道ラーメン 暁
尾道ラーメン 暁では、麺、背脂、しょうゆを尾道から取り寄せており、スープは鶏がらをベースに、小魚などで取っただし、特製のしょうゆだれを合わせています。尾道ラーメン特有の濃厚な味わいの中にも、まろやかさがある優しい味に仕上がっています。地元で有名なラーメン店も使っている細い平麺が、濃厚なスープによく絡み合います。
尾道ラーメン 暁の自家製チャーシュー、箸休め的に薄味に仕上げたメンマ、九条ネギと言ったシンプルなトッピングでラーメンそのものの味を楽しむことができます。6時間煮込んだトロトロの背脂は味にコクを出し、スープを熱々の状態に保ってくれる役割も果たします。チャーハンと唐揚げも人気で、尾道ラーメン 暁では、ラーメンとセットに注文をする地元の方や旅行者も多いです。
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おやつとやまねこ
2020年に記念すべき10周年を迎えた「おやつとやまねこ」。尾道の風景に馴染むレトロな店構えのおやつとやまねこには、人気のプリンや自家栽培した小麦を使用した焼き菓子などが並んでいます。おやつとやまねこのおやつは全てひとつひとつ手作りで、余計なものを加えず、素材の味を活かしたおやつはどれも素朴でほっとするものばかりです。おやつとやまねこと言えば、可愛らしいイラストが描かれた容器やパッケージも魅力の一つです。おやつとやまねこのロゴマークである”やまねこ印”や、オリジナルデザインのイラストはおやつとやまねこならではです。雑誌やテレビなどのメディアにもパッケージの可愛さやプリンの美味しさが取り上げられ、今では広く知られるお店になりました。一般の方には意外と知られていないですが、「龍が如く6」のゲーム内に登場しており、過去にはコラボレーション企画として「漢の珈琲プリン」も販売されたんだとか。ゲームファンの方々が「龍が如く6」のゲーム内で登場したお店に足を運ぼうと訪れたようです。最近では尾道を舞台とした小説の中にも登場し、この小説は「アルファポリス第3回キャラ文芸大賞」ご当地賞を受賞しています。
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