三重県桑名市は、木曽・長良・揖斐川と大きな川が注ぎ込む桑名の海は、山の栄養分が豊富で植物性プランクトンを食べるはまぐりにとって、とてもいい漁場です。歴史は古くから交通・物流の要として発展し、江戸時代には城下町として栄えていました。
江戸時代「東海道中膝栗毛」の中で弥次さん喜多さんが桑名で必ず、はまぐりを食したところから、名産として広がったと言われています。
ぷっくりと肉厚な桑名のはまぐりの一番美味しい食べ方は、やはり「焼きはまぐり」です。「其の手は桑名の焼き蛤（はまぐり）」ということわざがあるくらいです。
肉の王者 松阪牛
美しい霜降りと柔らかさ！脂に上品な甘みと香りのある最高級の牛肉
三重県内の松阪市といえば何といっても『松阪牛』が有名で、黒毛和牛の最高峰と言われています。言わずと知れた日本三大和牛の一つで、脂が程よく入った霜降りのお肉が、『松阪牛』の最大の特徴です。柔らかな肉質、口に入れるとまろやかにとろける脂は、甘くコクのある味を持つ『松坂牛』、まさに”肉の芸術品”と呼ばれるだけの価値のある牛肉です。
甘みを感じて舌触りの良い大内山牛乳
爽やかな風味が特徴！
知名度はそれほど高くないですが、どうしてもおすすめしたいのが、この『大内山牛乳』です。濃厚でほのかな甘みが感じられる大内山牛乳、これを飲むと他の牛乳が飲めなくなると言われるほどの美味しさです。三重県の酪農家の協同組合が生産している三重の県民に古くから愛されるブランド牛乳です。栄養価が非常に高く、搾りたての牛乳の美味しさはまさに格別です！
独自のタレとキャベツの千切りが最高な友！四日市とんてき
甘辛い独自のタレと絶妙に絡んだ豚のステーキ！
B-1グランプリで入賞したこともある「とんてき」は、古くから三重県四日市市に根ざした四日市の名物グルメ。分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃いソースでソテーし、たっぷりのキャベツの千切りをそえたもの。調理方法や味付けは、各店舗ごとに工夫を凝らしており実に千差万別で、さまざまな味わいが楽しめます。
カリカリと香ばしく、かつ柔らかく焼き上げた臭みのない分厚い豚肉と、ニンニクの風味がしっかり効いた濃いタレのハーモニーは食欲をそそります。男性でも満足できるボリュームで、お値段もリーズナブルなのも嬉しい。
旨い味噌ダレがモッチリ太いうどんに絡む「亀山みそ焼きうどん」
三重のB級グルメの代表格！
焼きうどんと聞けば想像するのが、醤油味やソース味が一般的だと思います。
ですが、三重県亀山市でご当地B級グルメとして数年前から人気になっているのが、味噌ダレで焼く「亀山みそ焼きうどん」です。
「亀山みそ焼きうどん」とは、豚肉や野菜と一緒にうどんを鉄板の上で焼き、赤味噌をベースに香辛料などを加えた味噌ダレで味付けしたものをいいます。元々は亀山市の焼肉店である「亀八食堂」で、昔から提供されていた裏メニューでした。
亀山市民グループが立ち上げた町おこしのための企画がきっかけで、一気に有名になり、2011年には「中日本・東海B-1グランプリin豊川」でゴールドグランプリを獲得しました。
三重に旅行に来た際にはぜひ、一度亀山市に立ち寄り、「亀山みそ焼きうどん」を召し上がってみて下さい。
三重旅行におすすめの飲食店４選
三重県を代表する地元グルメを提供するレストラン！
ここでは三重県に旅行するなら絶対に食べに行きたい飲食店をご紹介します。地元でも超人気店ばかりですので、食べにいく時はコアタイムは外していくようにしましょう。
日の出
創業80余年、桑名ではまぐりといえばここ、と地元の方が太鼓判を押すという有名店が三重県桑名市川口町にお店を構える「日の出」です。完全予約制のお店ですので、訪問される前に必ず予定を確認してください。
メニューは会席のコースのみなのだが、ゆったりと贅沢な時間を過ごせるお店だと地元の方だけでは無く、旅行者にも大人気です。
大きなプリプリの身のはまぐりは、噛むと旨味が口いっぱいに広がり、中身もしっかりと詰まっていて食べ応え十分です。
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和田金
松阪市内では、明治11年創業の元祖松阪肉のお店「和田金」が最も有名で、代表メニューは『すき焼き』です。
歴史ある老舗ならではの凛とした空間の中、専任の仲居さんが目の前で、松阪牛を焼き、濃いめの秘伝のタレと大量の砂糖で調理してくれます。分厚めに切られた松坂牛と美味しさが最大限に引き出されており、感動的な美味しさをご堪能いただけます。
「和田金」へ松阪牛を食べに行くことを目的に旅行で三重を訪れても良いくらいのお店です。
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まつもとの来来憲
四日市とんてきの発祥は、四日市市小生町に本店がある「来来憲（らいらいけん）」だと言われています。
そのため、四日市には「来々憲」と名の付くお店が数多く存在します。
そのなかでも、四日市市の松本街道沿いにある「まつもとの来来憲」は、テレビに何度も取り上げられるほど人気のお店です。
来来憲自慢の『大とんてき』約250gもある豚肩ロースをニンニクと秘伝そソースで焼き上げた超ビッグサイズのとんてきです。味付けがしっかりしているのでご飯との相性が抜群で、お肉も柔らかくて美味しい！始めは大きさに驚きますが、あっさりと仕上がっているのでペロリと食べられてしまいます。
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亀八食堂
発祥は、市内にある「亀八食堂」の裏メニューとして40年以上にわたって提供されてきました。
2010年に開催された三重県のご当地グルメ大会で準優勝した頃から、亀山の名物グルメとして定着しました。味噌ダレで味付けしたうどんは、醤油ベースとはひと味違って美味しく赤味噌の香ばしさが、食欲をそそります。
普通のうどんに飽きたという方には、オススメのB級グルメです。
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