栗林公園へ旅行しよう!
国の特別名勝に指定されている庭園の中で最大の広さをもつ栗林公園

[栗林公園]国内旅行・香川県

栗林公園ってどんなところ?_

芸術上または観賞上価値が高い土地に特別に与えられる特別名勝に指定されている文化財大名庭園の中で最大の広さを持つのが栗林公園です。高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成した歴史的にも貴重な文化財庭園です。栗林公園には様々な大きな池があり、緑深い紫雲山を背景に6つの池と13の築山を巧みに配し、江戸初期の回遊式庭園として、すぐれた地割り、石組みを有し、木石の雅趣に富んでいます。栗林公園では春夏秋冬と四季折々の風物にも恵まれ、栗林公園に咲く花々は、一千本もの見事な手入れ松とともに一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを醸し出します。

「お庭の国宝」ともいえる「特別名勝」に指定されている庭園は全国で24箇所ありますが、そのうち13箇所は京都にありますが、そのほとんどが一定の視点からの眺めを追求した「座観式」です。一方、香川県にある栗林公園の作庭様式は、江戸時代に花開いた「池泉回遊式」と呼ばれるもので、広大な敷地に池泉や築山などを配し、園内を散策しながら移りゆく景観を楽しみます。その多彩さは、一歩歩くごとに風景が変わると言われており、「一歩一景」の魅力があると高く評価されています。
「一歩一景」の多彩な造形美をみせる栗林公園のもう1つの魅力は、築庭から400年近い歳月を経て現在に至る「エイジングの美」を堪能できることでしょう。栗林公園では四季折々の変化を見せてくれる自然の姿からも、移ろいゆく時間の変化を楽しむことができ、その深遠なる世界の奥には、目に見えるもの以外に美しさを求める「幽玄の美」が潜んでいます。

栗林公園の見どころ!

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栗林公園と言えば

栗林公園は、2009年にフランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』において、「わざわざ旅行する価値がある」を指す最高評価の3つ星に選ばれています。
また、アメリカの日本庭園専門誌において、庭園の質の高さ、特に松の美しさが評価され「2011年日本庭園ランキング」で第3位にランクされており、さらには「外国人に人気の観光スポット2016」で15位に選ばれています。

栗林公園の三大松

栗林公園の根上り五葉松
栗林公園の根上り五葉松
栗林公園の昼の夜景
栗林公園の昼の夜景

栗林公園で松を鑑賞する時のポイントは、「一肌(幹模様)、二振り(枝ぶり)、三姿(樹形)」といわれています。まず、肌とは幹の表面のこと。幹には樹齢の古さやごつごつした感じ、曲がった感じなど、自然の厳しさに耐え生き抜いてきた生命の力強さなどが現れています。次に、振りとは枝ぶりのことで、300年以上途切れることなく人の手が入っているからこその枝ぶりは、見事と言うほかありません。最後に、姿とは樹形のことで、松の立ち姿に生命の偉大さを感じられるようになったら、あなたはもう1人前の審美眼の持ち主です。こうしたポイントを押さえて栗林公園の中を散策すればより一層楽しいものになります。将軍家から賜った盆栽が樹高約8m、幹回り約3.5mの巨木になった「根上り五葉松」は、存在感があります。

石組みや置石

栗林公園の昼の風景
栗林公園の昼の風景
小普陀の石組
小普陀の石組

栗林公園の大名庭園では、池のまわりや島に珍しい形をした石を置いて、庭の景色を表現しています。
栗林公園では高松藩2代目藩主・松平頼常の時代に、日照り続きで苦しんでいた領民を助けるため、領民に木や石を持ち寄らせて、それと引き換えに食料などを与えたという逸話が残されています。
このとき領民達が持ち寄った木や石が庭に置かれ、その中に獅子が後ろを振り返っているように見える「見返り獅子」や、牡丹の花に似た「牡丹石」が置かれたといわれています。そのほかにも栗林公園が発祥の地といわれ、室町時代に作られた「小普陀(しょうふだ)」は、中央部に110個、東側に15個、西側に17個の石で築山を形成しています。
南湖に浮かぶ「仙磯(せんぎ)」と呼ばれる島の1つには、仙人が住むという中国伝説の蓬莱島がモデルで、水墨画に描かれるような中国の険しい山並みを連想させてくれます。このように庭に置かれた石にも1つ1つストーリーや歴史があり、それらを紐解きながら庭園を散策するのも楽しいですよ。

栗林公園の周辺のグルメ!

栗林公園に旅行した時に絶対に立ち寄りたい絶品グルメ

栗林公園周辺のの美味しいランチ・ディナーなどをご紹介しています。人気店から穴場なお店までフラットお腹を空かせて立ち寄ってみてはいかがですか?

栗林公園の周辺のグルメ!

栗林公園に旅行した時に行きたいお勧めグルメ4選!

全国的に四国の香川県と言えば讃岐うどんで有名ですね。その他のご当地グルメと聞かれても、うどん以外に思い浮かばない方も多いはず。香川に来たらうどんを食べて欲しいのはもちろんですが、栗林公園に来たならぜひ立ち寄って欲しいグルメスポットをご紹介しています。

ガーデンカフェ栗林

ガーデンカフェ栗林 内観
ガーデンカフェ栗林 内観
ガーデンカフェ栗林 ランチ
ガーデンカフェ栗林 ランチ

栗林公園の園内にあるガーデンカフェです!地元の生産者と連携し、旬の食材を厳選、うどんやカレーなどの定番メニューもひと味違ったアレンジでガーデンカフェ栗林じゃあないと味わえない美味しさをお楽しみいただけます。

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花園亭

花園亭 外観
花園亭 外観
花園亭 あん餅雑煮
花園亭 あん餅雑煮

早朝の静寂な栗林公園のひととき心も体も清らかにお庭の景観とともに花園亭自慢の美味しいお粥をご賞味ください。栗林公園の季節のうつろいとともにお粥のあしらいを変えながら、ことことと炊き上げますので、どうぞご予約にてお越しください。

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吹上亭

吹上亭 外観
吹上亭 外観
吹上亭 名物味噌団子
吹上亭 名物焼き団子

栗林公園南湖の名橋「偃月橋」を渡ったところにある吹上亭では讃岐ならではのお食事と伝統工芸品、特産品など各種おみやげなどが豊富に揃っています。栗林公園散策の途中で味わう本場の味「讃岐うどん」や店の縁台に腰掛け鯉を眺めながら、お抹茶、イイダコおでん、お団子を味わう一時は旅の想い出になることでしょう。

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上原屋本店

上原屋本店 外観
上原屋本店 外観
上原屋本店 絶品讃岐うどん
上原屋本店 絶品讃岐うどん

ミシュランガイドにも紹介された栗林公園から歩いてすぐのうどん屋さんです。つるつるの麺とイリコの香るお出汁がよくマッチするかけうどんを食べたいお店です。

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栗林公園 周辺の観光スポット!

香川県が誇る観光スポットをご紹介します

栗林公園周辺には、様々な観光スポットがあります。せっかく栗林公園まで観光に来たのなら、それだけ見て変えるなんてもったいない!ココでは栗林公園と一緒に舞われる、近くの観光スポットをご紹介します。

栗林公園 周辺の観光スポット!

栗林公園に旅行するなら一緒に行きたいおススメスポット5選!

史跡高松城跡・玉藻公園、高松シンボルタワーをはじめ、栗林公園に旅行するならスケジュールに入れておきたい近場の観光スポットです。

史跡高松城跡・玉藻公園

史跡高松城跡・玉藻公園
史跡高松城跡
玉藻公園
玉藻公園

国の指定史跡。「玉藻」の呼び名は、万葉集で柿本人麻呂が讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことに因んで、このあたりの海が「玉藻の浦」と呼ばれていたことによるといわれています。史跡高松城跡・玉藻公園は讃岐国領主・生駒家、高松藩主・松平家の居城だった高松城跡を整備した公園です。瀬戸内海の海水を堀に引き込んだ高松城は日本三大水城として有名で、園内には国の重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓、披雲閣があるほか、国の名勝に指定されている披雲閣の庭園があります。春は桜見物、植木市、秋は菊花展など多彩なイベントも開催されています。

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高松シンボルタワー

高松シンボルタワー
高松シンボルタワー
高松シンボルタワー 冬のイベント
高松シンボルタワー 冬のイベント

サンポートに位置する、四国で最も高い151.3mの超高層ビル。タワー棟の30階には入場無料の展望スペースがあり、高松市街や瀬戸内海、屋島を一望できます。なお展望スペースは朝10時~11時、お昼15時~17時の間のみ利用でき、店舗内にあるため貸切時には利用できません。またホール棟の屋上広場にはウッドデッキがあり、ウッドデッキでは瀬戸内海の美しさを堪能できます。

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ベネッセハウス ミュージアム

直島の玄関口 ベネッセハウス ミュージアム
直島の玄関口 ベネッセハウス ミュージアム
アートの島 直島
アートの島 直島

直島にあるベネッセハウス ミュージアムでは「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、1992年に開館した美術館とホテルが一体となった施設です。安藤忠雄が設計しており、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造をしているのが特徴です。

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地中美術館

地中美術館 上空
地中美術館 上空
地中美術館 館内
地中美術館 館内

瀬戸内海に浮かぶ離島・直島にある地中美術館は「自然と人間を考える場所」として、2004年に設立されました。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設され、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。作品の多くが地下でありながらそこに自然光が降り注ぎ、四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わるのがとても魅力的。アーティストと建築家とが互いに構想をぶつけ合いながらつくり上げたこの美術館は、建物全体が巨大なサイトスペシフィック・ワークといえるでしょう。

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香川県立ミュージアム

香川県立ミュージアム
香川県立ミュージアム 外観
香川県立ミュージアム 体験ゾーン
香川県立ミュージアム 体験ゾーン

香川県立ミュージアムは、香川県歴史博物館と香川県文化会館の美術部門が統合し、2008年4月1日にリニューアルオープンしました。歴史博物館と美術館の両方の機能を合わせ持つ、総合的なミュージアムとして展示・普及・調査研究など諸活動の充実をはかり、香川の新たな文化拠点として幅広い活動を行っていきます。

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