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隠れた観光スポット陽朔の紹介
陽朔は広西チワン族自治区の桂林市が管轄している観光スポット
陽朔にはたくさんの観光スポットがありますが、一般的には、2日程度あれば陽朔を満喫できるでしょう。観光をするにあたって、まず初日は陽朔の中心地を観光することをお勧めします。翌日は遇龍河(漓江の一番長い支流)の筏下りをしたり、サイドカータクシーで散策するのもおススメです。
陽朔 お勧め観光スポット①:遇龍河 筏下り
陽朔に旅行するなら絶対に筏の川下りはしましょう!
臨桂県に水源がある遇龍河は陽朔で最も有名な景観地で、両岸の優しい田園風景と山々の峰林は壮観です。また、北部にある葡萄畑で有名な葡萄鎮(ブドウ町)は、多くの写真愛好家に愛されています。
遇龍河の筏下り
全行程16kmに及ぶ水路は複数の筏下りのコースに分けられます。このコースは自分たちで選択することができますが、特にお勧めなのが「金龍橋—旧県」のコースで、夕暮れの時間帯に下ることです。この時間帯は最も美しい風景が見れます。川面に人の影が映りこみ、沿道の村舎からは夕飯の炊煙が立ちあがり、空は夕焼けに伴って色が変わり、まるで昔の中国の物語の中に迷い込んだかのような錯覚をうけます。
区間 | 価格 | 時間 | 特長 |
---|---|---|---|
金龍橋—旧県 | 255元 筏(2人) | 2時間 | 最も経典、人気があって、 夕暮れに近づく景色は美しいです |
旧県—骥馬 | 160元 筏(2人) | 1時間 | |
骥馬—農工橋 | 320元 筏(2人) | 2時間 |
筏下りの注意点_
1. 電子機器は防水カバーで保護しましょう。
2.埠頭でレインコートや靴の防水カバーの行商人がいますが、買う必要はありません。
※ 訳にたちません
3.埠頭まで自転車で行く場合は、10元を渡して切符売り場で自転車を返却してほしいという旨を伝えましょう。
※ 切符売り場の方々が片づけをしてくれます。
世外桃源—陶淵明が書いた桃源郷に由来
世外桃源は、遇龍河の北部に位置し、陽朔県の白沙鎮の近くにあります。陽朔の中心から訳15km離れており、「桃源郷」という言葉に由来する地名となっており、この由来は陶淵明という宋時代の詩人が書いた「桃花源記」に基づきます。また、桃源郷と言われるにふさわしい湖沼や洞窟、奇峰に囲まれ、風情溢れる景色や壮、侗、瑶、苗などの少数民族独特の建物、民俗公演による人物像などを見ることができます。
世外桃源の補足_
入場料:60元
営業時間:8:30~16:30
行き方:陽朔から桂林行きのシャトルバスに乗ると、世外桃源を経由するのでそこで降りて下さい。
乗車券の価格:約10-15元
富里橋&遇龍橋—川辺の原始田園風景を体験
陽朔には、500年以上の歴史を持つ明時代の石橋が2つあり、それぞれ「富里橋」「遇龍橋」と呼ばれています。富里橋は陽朔で最も高さのあるアーチ状の橋で、遇龍橋は陽朔で最も両端が離れて大きいアーチ状の橋です。少し遠くから見ればわかるのですが、支えらしい支えのない橋で妙な感覚を受けます。これらの端の周囲には春先になると、菜の花が咲き乱れるので、橋と菜の花のコントラストが非常に美しいです。
また、富里橋の上流は遇龍河の水源があり、また無料観光地となっています。つまり、まだ開発されていない地域なので、地元の村人は素朴かつ友好的で、牧歌的な風景に涙する人もいるぐらいです。この原始的な田園風景は旅行者の心をつかんで離しません。
福利古鎮—扇子の絵としてよく使われる場所
福利古鎮(古鎮=古代から続く町)はライチ林がたくさんあり、村舎がその間に隠れていたことから「ライチ」と呼ばれていた歴史があります。古鎮は三面が山に囲まれ、残り一面は川に接しており、漓江の重要な埠頭として機能しています。町には福建省商が祭る母祖廟が残っており、古来から脈々と受け継がれる街並みを見ながらぶらぶらするとバカンスとしては最高です。また、このような風景が残っている事から、福利古鎮は「中国絵画の作家たちの故郷」とも呼ばれています。
陽朔 お勧め観光スポット②:十里画廊
中国で最も美しい風景の宝庫!
「十里画廊」は単一の観光地ではなく、陽朔月山と近くにあるエリアの総称で、沿道にある多くの観光地が含まれています。蝶泉、工農橋、龍潭古村、大榕樹(大きなガジュマルが見えるエリア)と月山などがあります。沿道の風景があまりにも美し絵のように見えるため「陽朔十里画廊」と呼ばれています。
遇龍河&十里画廊をサイクリングで観光
遇龍河や十里画廊の周辺エリアは、サイクリングで観光すると、観光地を定番スポットを1日で回りつくせます。道には少し勾配があり、若干しんどく感じますので、ある程度体力のある方は挑戦してはいかがでしょうか?
サイクリングコースの一例_
走行起点:中国陽朔県西街口
走行終点:中国陽朔県西街口
走行距離:45 km
走行時間:1日(約10時間)
最適季節:春・秋
目安となるコース
西街口—工農橋—大榕樹—月山—龍潭古寨—大小珠頭山—大石寨—遇龍橋—金龍橋—富里橋—仙桂橋—旧県村—骥路口—桂林千古情—西街口
注意事項:なるべく多くの水分や日焼け止めを持参すること
蝶泉—蝶のような鍾乳石が見れる鍾乳洞
鍾乳洞の中に蝶のような鍾乳石があり、泉が流れ出ていることから蝶泉と呼ばれています。鍾乳洞の入り口にある石壁には巨大な蝶の彫刻を見ることができたり、近くの蝴蝶泉公園ではミャオ族とトン族の舞踊がみれたり、山の中の吊り橋はスリリングで人気があります。
蝶泉 観光の補足_
入場料:36元
おすすめ観光時間:1時間
大榕樹—永遠の愛を願う神の木
かつて中国を風靡した映画「劉三姉」には大榕樹で撮影した多くのシーンがあります。特に、主演の男女がガジュマルの木の下で刺繍を投げてともに歩んでいくという一生を決める光景は多くの恋人たちを感動させ、それ以来「愛情・恋愛・幸せな結婚・夫婦円満」のシンボルとなっています。
大榕樹 観光の補足_
入場料:22元
おすすめ観光時間:1時間
月山—明月のように空に映る
月山には天然の巨大なアーチ状の穴があります。この穴は両面が貫通しており、遠くから見ると天空の明月のように見えます。また、異なる角度から見ると、穴の形が変化し、あたかも月の形が変わっていくように見えます。例えば、車を運転しながら山を照らすと、アーチの形は「上弦の月 ⇒ 半月 ⇒ 満月 ⇒ 半月 ⇒ 下弦の月」のように形が移り変わっていきます。
月山 観光の補足_
入場料:22元
工農橋―カルスト地形観賞地
金宝河と遇龍河、そして重なり合った山々や、奇抜な形のカルストの地形が見えます。工農橋は遇龍河の筏下りの終点であり、カルスト地形と昔ながらの建造物や遇龍河が織りなす景色は中国の伝統を昔からそのままの形で伝えています。また、この地域の周辺には洞窟探索や岩登りなどのアクティビティも数多くあります。
龍潭古村——明清の民家は見る価値がある
龍潭古村は、500年以上の歴史があり、明や清時代の建物が十数件ほど現存し、青レンガ、青瓦などを使った建物や、屋根の反りによる風格のある建物など、現存する古式建築の宝庫です。
陽朔 お勧め観光スポット③:陽朔西街
古来から続く街並みを今も残す陽朔西街
陽朔西街は陽朔の中でも有名な観光地です。西街は百年あまりの歴史をもつ文化街で、ここには国内外から様々な観光客がやって来ます。その風景は、昔から続く歴史感と現代感が共存しており、不思議な光景となっています。
お昼の陽朔西街では、中心地のお店などをぶらぶら散歩したり、陽朔碑酒魚(ビールを使って調理した魚料理)などの地元グルメを食べたりして過ごします。
一方で夜には、陽朔旅行をさらに満喫でき、ナイトマーケットで美食やお酒を楽しめます。